第20回 「児童教育実践についての研究助成」 助成対象決定

博報堂教育財団

2025年2月25日

公益財団法人 博報堂教育財団

 

20回 「児童教育実践についての研究助成」 助成対象決定

公益財団法人 博報堂教育財団は、第20回「児童教育実践についての研究助成」の助成対象を決定し、本日発表いたしましたのでお知らせいたします。 

 

 ■ 助成対象

審査委員会による厳正な審査の結果、応募総数93件のうち、15件の研究を助成対象として選出しました。

詳細は「助成対象一覧」をご参照ください。

 

 

 ■ 今後の予定

2025年4月1日~2026年3月31日(1ヵ年助成)、2025年4月1日~2027年3月31日(2ヵ年助成)の期間、研究助成を行います。

終了後は、助成対象者から研究成果報告書を提出していただくとともに、研究成果発表会で発表していただきます。

 

 ■ 当事業の目的

「ことばの力」を育む研究と児童教育実践の質の向上を目的に、大学、研究機関および教育実践に関わる方を対象に優れた研究を助成しています。新しい視点をもつ研究成果が、実践の場で反映され児童教育の基盤が充実していくことが期待される研究を主に助成しています。

詳細はホームページをご覧ください。

https://www.hakuhodofoundation.or.jp/subsidy/

 

博報堂教育財団は、児童に対する国語教育と視覚・聴覚障がい者に対する教育を助成し、あわせてその活動に関する調査研究を行うことで、健全な人間形成に寄与することを目的に、1970年に設立されました。以降、「子ども・ことば・教育」を活動領域ととらえ、さまざまな活動を行っています。

55回を超える開催となっている優れた教育実践活動を顕彰する「博報賞」をはじめ「児童教育実践についての研究助成」「教職育成奨学金」に加え、「海外の子どもたちの日本語教育支援」「世界の子どもたちとの日本語交流」「社会啓発事業」さらに「こども研究所」などの活動を行っています。

 公式ホームページ https://www.hakuhodofoundation.or.jp

 

 


20回 児童教育実践についての研究助成 助成対象一覧

<1ヵ年>

助成対象研究(代表)者 

(五十音順、敬称略)

研究タイトル

(※はグループ研究)

さいとう たけと

齋藤 岳人
東京都立大学 大学院生

 

丸みのある「かわいい」形態の書体によって日本語初学者の学習を支援する方法の提案

たかざわ あいこ

高澤 有以子
青山学院大学 助手

 

主体的・対話的で深い学びを促す子どもの即興的対話ー防災カードゲームを活用した学びの場においてー ※

たかはし こうたろう

髙橋 幸太郎
東京大学 大学院生

 

深い理解を促す授業をいかに実現するか:研究者と実践者の協同に注目して ※

にしうち さえ

西内 沙恵
北海道教育大学 講師

 

多義語知識の語義別形成順序の解明ー国語科教育における語彙の質的な学習支援に向けてー

はやしだ こういち

林田 宏一
兵庫教育大学 大学院生

 

タブレットアプリを用いた就学前における発達性ディスレクシアのスクリーニングと支援の有効性に関する研究 ※

まかべ ゆうすけ

真壁 佑輔
札幌市立上野幌中学校 教諭

 

道徳科の授業パターン分析をもとにした子どもの学びに対する認識とその変容 ※

 

<2ヵ年>

 

助成対象研究(代表)者 

(五十音順、敬称略)

研究タイトル

(※はグループ研究)

あかがわ みねひろ

赤川 峰大
神戸大学附属小学校 副校長

 

説明を論理的に構成することに関する研究;小学校段階のカリキュラムと授業プログラムの開発 ※

うえさか ゆり

植阪 友理
東京大学 准教授

 

現代社会に求められる「対話力」への心理学的アプローチ:測定・国際比較・教育実践を通じた検討 ※

かつた ひかる

勝田 光
筑波大学 助教

 

国語科における戦争文学教材を用いた日中共同授業研究 ※

かみやま つとむ

神山 努
横浜国立大学 准教授

 

我が国の知的障害教育に適したシステマティック・インストラクション活用モデルの開発と評価 ※

くめかわ まさき

粂川 薫樹
京都大学 大学院生

 

児童の言語化を支援する「問い」の理論と実装:教育方法学における発問論の計算論的解釈と生成AIによる実践的応用 ※

こばやし たもん

小林 汰門
東京学芸大学 大学院生

 

聴覚障害児の英単語学習における記憶方略の類型化に関する研究ー類型に基づいた指導実践を通してー

すだ ももか

須田 桃香
浜松医科大学 研究員

 

読み書き障害児における視覚性ワーキングメモリの精度評価と現場活用の提案 ※

すどう みおこ

須藤 美織子
一橋大学 講師

 

発達段階に応じた効果的な異文化教育手法の検討ー文化の共通点と差異に着目した検証ー ※

にし なるみ

西 愛美

京都大学 大学院生

 

日本における古典教育の意義目的の解明と改善

〈所属・役職は助成決定時のもの〉

 

【この件に関するお問い合わせ先】

[会社名]公益財団法人 博報堂教育財団

[部署名]研究助成事業担当

[TEL]  03-6206-6266

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