おこづかいの1ヵ月平均金額は小学生* :1,657円、中学生:3,234円。

子どものおこづかい総額が1年前より増えたと回答した保護者は約4割**。

博報堂教育財団

2026年3月18日

公益財団法人 博報堂教育財団 こども研究所

公益財団法人 博報堂教育財団の調査研究機関 こども研究所では、全国の小学4年生~中学3年生を対象に、子どもをとりまくさまざまなトピックスについて調査を実施しています。

今回は、新学期を前に子どもの「おこづかい」に関する調査を行いました。進級・進学を控え、「おこづかいをいくら、どう渡すか」に悩む保護者も多いのではないでしょうか。今回の調査結果では、おこづかいの1ヵ月平均金額は小学生: 1,657円、中学生:3,234円でした。保護者の回答では、1年前よりも子どものおこづかい総額が増えたのが約4割で、理由としては「学年が上がった」「物価高への対応」などが挙げられました。また、もらう方法は「現金」が9割強と主流ですが、中学生では「QRコード・バーコード決済アプリ」が17.1%となりました。子どものおこづかい事情には進級・進学のほかに世の中の経済状況も反映されているようです。

*小学生=小4〜小6生(以下同様)

**とても増えた+やや増えた計(以下同様)

 

 

「小中学生に聞いたおこづかい事情」調査 結果のポイント 

1.おこづかいの1ヵ月平均金額は小学生:1,657円、中学生:3,234円。                   (2023年調査より小学生320円、中学生458円増額)

2.子どものおこづかいの総額が1年前より増えたと回答した保護者は約4割。増額理由は「学年が上がった(約7割)」に加えて「物価高への対応(約3割)」なども。

3.おこづかいの使いみちは小中学生ともに「おかしやジュース」「本やマンガ」。小中学生の間で差が大きいのは「外でお茶・ごはん」 「遊びに行くときの交通費」。

4.おこづかいを「毎週または毎月決まった金額」でもらう小学生は44.8%、中学生は61.5%。

5. おこづかいのもらい方は「現金」が小中学生ともに9割。「QRコード・バーコード決済アプリ」でもらうことがある中学生は17.1%。 

6.「子どもも、お金のことをもっと勉強したほうがいい」「友だちとのお金のやりとりは、もめごとになりやすい」「おこづかいはむだづかいしたくない」「お金持ちになりたい」が9割。

 

 

「小中学生に聞いたおこづかい事情」調査 結果詳細

1.おこづかいの1ヵ月平均金額は小学生:1,657円、中学生:3,234円。           (2023年調査より小学生320円、中学生458円増額)

・1ヵ月のおこづかい平均額は、小学生が1,657円、中学生が3,234円でした。こども研究所が2023年に実施した調査と比較して小学生320円、中学生458円とそれぞれ増加しました。

・金額帯別でみると、小学生で最も多いのは「1,000円以上~2,000円未満」で34.8%、中学生では「3,000円以上~4,000円未満」29.5%でした。

・おこづかいの満足度を聞いたところ、小学生では66.0%、中学生では67.7%が「満足している」(とても満足している+まあ満足している計)と回答しました。

 


2.子どものおこづかいの総額が1年前より増えたと回答した保護者は約4割。増額理由は「学年が上がった(約7割)」に加えて「物価高への対応(約3割)」なども。

 

・保護者に「1年前と比較して、おこづかい(月々の定額+臨時分)の総額は増えたか」聞いたところ、小学生では40.2%、中学生では46.2%が「増えた」(とても増えた+やや増えた計)と回答しました。

・増額理由は小中学生ともに、「学年が上がった」「物価高への対応」「塾、習い事、友達との外出が増えた」といった声が挙がりました。

 

 

3.おこづかいの使いみちは小中学生ともに「おかしやジュース」「本やマンガ」。小中学生の間で差が大きいのは「外でお茶・ごはん」 「遊びに行くときの交通費」。

 

・おこづかいの使いみちは、小中学生ともに「おかしやジュース」が6割で最多、次いで「本やマンガ」が3割。

・小中学生を比較して15ポイント以上の差があったのは「外でお茶・ごはん」「遊びに行くときの交通費」でした。

・属性別にみると、小中学生全体と比較して小学生男子では「おもちゃ」が31.6%(+15.5pt)、小学生女子では「アクセサリーや雑貨」が38.4%(+16.5pt)、中学生男子「ゲームソフト」が26.7%(+12.3pt)、中学生女子「外でお茶・ごはん」が46.4%(+18.4pt)と差がみられました。

 

4.おこづかいを「毎週または毎月決まった金額」でもらう小学生は44.8%、中学生は61.5%。

 

・おこづかいを「毎週または毎月決まった金額」でもらう小学生は44.8%、中学生は61.5%でした。中学生の方が定期定額でもらうことが多いようです。

・「ほしいものがある時や必要な時」におこづかいをもらうのは小中学生ともに、それぞれ約半数存在しました。

・「お手伝いをした時」におこづかいをもらうのは、小学生が34.3%に対し、中学生は17.8%でした。

 

 


5. おこづかいのもらい方は「現金」が小中学生ともに9割。「QRコード・バーコード決済アプリ」でもらうことがある中学生は17.1%。 

 

・おこづかいのもらい方は「現金」が小学生98.9%、中学生97.7%といずれも9割強でした。

・「QRコード・バーコード決済アプリ」が小学生では4.5%に対し、中学生では17.1%にのぼり、小学生より中学生が12.7pt高い結果となりました。

 

 



6.「子どもも、お金のことをもっと勉強したほうがいい」「友だちとのお金のやりとりは、もめごとになりやすい」「おこづかいはむだづかいしたくない」「お金持ちになりたい」が9割。

 

・お金に関する様々な意識について子どもたちに聞いてみたところ、そう思う計(そう思う+ややそう思う)では、「子どもも、お金のことをもっと勉強したほうがいいと思う」 (小学生89.7%、中学生91.0%)、「友だちとのお金のやりとりは、もめごとになりやすいと思う(小学生89.3%、中学生88.2%)」、「おこづかいはむだづかいしたくない(小学生88.8%、中学生89.2%)」、「お金持ちになりたいと思う(小学生87.7%、中学生88.8%)」がいずれも9割でした。

・小中学生の間で比較的差が見られたのは、「お金がないとしあわせにはなれないと思う(小学生73.8%、中学生80.7%)」「人前でお金の話をするのはよくないことだと思う(小学生61.5%、中学生54.3%) 」でした。

 

 


 「小中学生に聞いたおこづかい事情」調査  概要

 

◆調査手法  :インターネット調査

◆調査エリア :全国

◆調査対象者 :小学4年生~中学3年生

※調査にあたっては事前に保護者の承諾を得て行っています。

 


◆調査実施日 :2026年2月1日(日)

◆企画・分析  :公益財団法人 博報堂教育財団 こども研究所

◆実施・集計  :QO株式会社 

◆調査パネル  :株式会社マクロミル

 

 

 

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