「部活動への取り組み」に関する意識調査

非認知能力の養成などメリットの反面、懸念も多い結果に

「部活動への取り組み」に関する意識調査 ~非認知能力の養成などメリットの反面、懸念も多い結果に~

 

 

e-ラーニングに関するサービスの様々なコンテンツを提供する株式会社イー・ラーニング研究所(代表取締役:吉田智雄、本社:大阪府吹田市 以下、イー・ラーニング研究所)は、「部活動への取り組み」についての意識調査を実施いたしました。(クロス・マーケティング・グループ QiQUMOを使用)

調査の結果、部活動を経験した人が多く、努力の大切さなど多くのことを学べるメリットが大きいという意見が挙げられました。しかし一方で、時間的な制限や怪我のリスクや行き過ぎた指導によるストレスなど、部活動のデメリットを指摘する声も挙がりました。

学生生活における取り組みの選択肢として、部活動のあり方が問われているようです。

 

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【「部活動への取り組みに関する意識調査」概要】

調査方法 : クロス・マーケティング・グループ QiQUMOを使用

調査期間 : 3月13日(木)~3月17日(月)

調査対象 : 全国の男女(20歳~59歳)n=500

本リリースに関する内容をご掲載の際は、必ず「イー・ラーニング研究所調べ」と明記してください

 

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【調査結果概要】

 

部活動の経験に関して、経験者が多数派と判明。部活動を通して得られた学びとしては、チームや仲間で物事に取り組む姿勢や、努力の大切さなどが挙げられる。

 

部活動に取り組むメリットとしては、交友関係の充実や心身の健全な発達という意見が多数。また部活動を通して得られるものとして、協調性・忍耐力・コミュニケーション能力などが期待されていると判明。

 

部活動に取り組むことによるデメリットとしては、プライベートの制限や怪我のリスクなど様々な意見が飛び交う。その中で学校や行政によるサポートに関しては意見が二分される結果に。

 

部活動のあり方に関しては、任意参加や廃止を希望する声も上がる結果に。

また今後の部活動に求めるものとしては、「思い出づくりの場」「心身の健康を保つ場」など、多くの要望が集まる結果に。

 

 

 

1.部活動の経験に関して、経験者が多数派と判明。部活動を通して得られた学びとしては、チームや仲間で物事に取り組む姿勢や、努力の大切さなどが挙げられる。

 

 

「あなたは部活動の経験がありますか?(単一回答)」という質問に対しては、

「ある」(77.4%)

「ない」(22.6%)

となり、部活動の経験者が多数であることが判明しました。

 

また、「ある」と回答した人に対して、

「あなたは部活動を通してどのような経験/学びがありましたか?(複数回答可)」と質問したところ、

「チームや仲間で物事に取り組む姿勢」(28.7%)

「目標に向けて努力し続ける大切さ」(26.2%)

となりました。

その他の回答についても「親友が作れること」などが挙げられ、単に技能を磨くだけでなく、人間関係の形成などにも役立ったと感じる人が多いようです。

 

 

 

2.部活動に取り組むメリットとしては、交友関係の充実や心身の健全な発達という意見が多数。また部活動を通して得られるものとして、協調性・忍耐力・コミュニケーション能力などが期待されていると判明。

 

「子どもたちが部活動に取り組むことによるメリットは何だと思いますか?(複数選択可)」という質問に対しては、

「部活動を通して交友関係が広がる」(24.3%)

「心身ともに健全に育つ」(21.8%)

となりました。

仲間とともに努力する経験を通して、様々なメリットが期待されているようです。

 

 

「子どもたちが部活動に取り組むことによって、どのような効果や能力が得られると思いますか?(複数選択可)」という質問に対しては、

「協調性やチームワークが身につく」(25.5%)

「努力を続ける忍耐力が養われる」(21.9%)

「コミュニケーション能力が向上する」(20.0%)

となりました。

このような非認知能力に分類される能力についても、部活動を通して身につけられるのではないかと考えている人も多いことがわかりました。

 

 

 

3.部活動に取り組むことによるデメリットとしては、プライベートの制限や怪我のリスクなど様々な意見が飛び交う。その中で学校や行政によるサポートに関しては意見が二分される結果に。

 

「子どもたちが部活動に取り組むことによるデメリットは何だと思いますか?(複数選択可)」という質問に対しては、

「趣味・外部の習い事・家族との時間が制限される」(27.4%)

「体調不良や怪我のリスクがある」(27.2%)

「行き過ぎた指導によりストレスが増える」(25.6%)

「学業が疎かになる」(18.3%)

となりました。

部活動によるメリットも多い一方で、子どもたちの日常生活・学業とのバランスに関しても検討することが重要だと言えます。

 

 

「学校や行政による部活動へのサポートは十分だと思いますか?」という質問に対しては、

「十分だと思う」(11.8%)

「どちらかと言えば十分だと思う」(38.8%)

となりました。

十分だと思っている人とそうでない人が半分ずつに分かれる結果となり、賛否両論があることが判明しました。

 

 

 

 

 

4.部活動のあり方に関しては、任意参加や廃止を希望する声も上がる結果に。

また今後の部活動に求めるものとしては、「思い出づくりの場」「心身の健康を保つ場」など、多くの要望が集まる結果に。

 

「部活動のあり方について、どの考えに近いですか?」

という質問に対しては、

「希望者のみが自由に参加できる形が望ましい」(57.7%)

「部活動は廃止し、外部のクラブ活動に任せるべき」(24.4%)

と、部活動参加に対して柔軟な対応を求める意見が多いことが分かりました。

最近では学校外でのクラブや習い事が増えており、部活が全てではないと考える人の方が多いということが伺えます。

 

 

「今後、子どもたちにとって部活動はどのような場になれば良いと思いますか?(複数選択可)」という質問に対しては、

「学生生活の楽しみの1つや、思い出づくりの場」(29.3%)

「心身の健康を保つ場」(24.6%)

「協調性や社交性を育む場」(23.6%)

「様々な挑戦や努力を通して人間性を磨く場」(21.2%)

となりました。

その他の回答についても「内省を促進する場」など、精神面での成長を期待する方も多いようです。

子どもたちの学生生活とどのように関わっていくのか、教育の一環として部活動のあり方が今一度問われているのかもしれません。

 

 

 

 

 

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