シェフラー、ドライブトレインシステムや水素アプリケーション対応の産業用センサーソリューションを展示

ハノーバーメッセ2025

シェフラーの革新的なセンサーソリューションが、産業用アプリケーションにおける効率性と寿命の向上に貢献

モーションのあらゆる側面を網羅する幅広いセンサーポートフォリオ

製品ハイライト:トルクセンサー「TorqueSense」、水素センサー、

インテリジェント制御ユニット「Zone Controller」

 

産業用ドライブトレインシステムの高精度なトルク計測を実現するトルクセンサー「TorqueSense」
写真:シェフラー

 

モーションテクノロジーカンパニーであるシェフラーは、今年のハノーバーメッセで、産業用アプリケーション向けの革新的なセンサーソリューションを発表しました。これらの先進的なセンサーは、機械や車両の効率性、信頼性、寿命の向上に重要な役割を果たします。シェフラーは、2024年10月のヴィテスコ・テクノロジーズとの合併により拡充された「8つの製品群」で構成される製品ポートフォリオをドイツで初披露しました。今回の製品ポートフォーリオの拡充により、シェフラーはモーションのあらゆる側面を網羅する最先端のセンサーソリューションの提供が可能になりました。今年のハノーバーメッセでの主な製品ハイライトには、トルクセンサー「TorqueSense」、水素センサー、インテリジェントなシステム管理を実現するコンパクト設計の「Zone Controller」などがあります。

 

「シェフラーは、あらゆるモーション領域におけるイノベーションを代表する企業です。」とシェフラーAGの最高技術責任者(CTO)であるウーヴェ・ワーグナーはコメントし、さらに次のように続けています。「革新的なセンサーは、モビリティだけでなく、ロボット工学やヒューマノイドロボット(人型ロボット)のような未来志向の技術にも不可欠であり、正確な動きの制御と最適化を可能にします。シェフラーは、幅広いシステムノウハウにより、お客様に真の付加価値を提供するとともに、これらの主要テクノロジーの産業化をサポートします。」

 

「TorqueSense」:機械や車両のパフォーマンスを最適化

シェフラーの幅広い製品ポートフォリオには、各種システムの性能と効率を制御・調整・最適化するために設計された革新的なセンサーやインテリジェントな電子制御デバイスなどが含まれています。ハノーバーメッセにおいてシェフラーは、ホール5のブースD18で、産業用ドライブトレインシステムにおける高精度のトルク測定用として設計された高分解能で直線性に優れたトルクセンサー「TorqueSense」を展示します。「TorqueSense」は、制御システムの性能を向上すると同時に、エネルギー消費量を削減するため、建設機械や農業機械の作業工程制御などの用途に最適です。さらに、産業用機械の過負荷保護機能として設置できるほか、お客様のアプリケーションに容易に統合でき、機械の寿命を大幅に延長します。

 

水素センサー:安全性を高める革新的なセンサー技術

ハノーバーメッセでシェフラーは、水素をエネルギー源として使用する自動車や産業用アプリケーションにおける安全性を高めるために設計された革新的な水素センサーも紹介します。これらのセンサーは、卓越した計測精度により、安全に関する判断データをリアルタイムで提供します。水素センサー「Leakage」は、水素漏れをリアルタイムで検出します。水素センサー「Exhaust」は、燃料電池の排気システム内の水素濃度を測定します。これらのセンサーは、システム診断をサポートし、ドライブトレインシステムの潜在的なリスクを最小化する上で極めて重要な役割を果たします。シェフラーのセンサーはすべて、長寿命を実現する堅牢設計が特徴です。シェフラーは、将来のモビリティソリューションとしての水素の可能性に着目しており、革新的なセンサーソリューションを通じて水素技術の持続可能な普及に積極的に貢献しています。  

 

ローカルセンサー間のダイレクトインターフェースとして機能する「Zone Controller」

現代の自動車は、高速で信頼性の高いデータ処理とセンサー間の通信に依存しています。このニーズに応えるため、シェフラーはハノーバーメッセでインテリジェント制御ユニット「Zone Controller」を発表します。「Zone Controller」は、車両ゾーン内のすべての制御装置、センサー、アクチュエーターの接続・制御・電源に関する要件を一元化します。「Zone Controller」は重要なインターフェースとして、ローカルネットワーク間のシームレスなデータ通信を保証するとともに、インテリジェントな配電を可能にし、将来のシステム拡張に対応する柔軟性と拡張性を提供します。「Zone Controller」は配電とデータ通信を正確に管理することで、電動ドライブの性能を最適化し、軽量化や、通信遅延の最小化など、車両全体の効率向上に貢献します。

 

ハノーバーメッセのシェフラー出展情報

シェフラーは、2025年3月31日から4月4日まで開催されるハノーバーメッセのホール5、ブースD18において、革新的なセンサーソリューションと未来のモビリティ技術を展示しました。また、ホール13にもブース(E41/1)を出展し、水素の生成と利用に特化した水素ソリューションを紹介しました。

 

シェフラーのハノーバーメッセ2025への出展情報はこちらをご覧ください。

ハノーバーメッセ2025への出展|シェフラーグループ

 

シェフラーAGの最高技術責任者、ウーヴェ・ワーグナーの写真はこちらからご覧いただけます。

 

 

 

 

水素漏れをリアルタイムで検知する水素センサー「Leakage」

 

 

燃料電池の排気システムの水素濃度を測定する水素センサー「Exhaust」

 

 

 

「Zone Controller」は、車両ゾーン内のすべての制御装置、センサー、アクチュエーターの接続・制御・電源に関する要件を一元化します。

 

写真:シェフラー

 

 

注)本プレスリリースは現地時間2025年4月1日にドイツ・ハノーバー及びヘルツォーゲンアウラッハで発行されたものの日本語訳です。英文の原文との間で解釈に相違が生じた際には原文が優先します。

 

 

シェフラーグループ  – We pioneer motion

シェフラーグループは、75年以上にわたりモーションテクノロジーの分野で画期的な発明と開発を推進してきました。電動モビリティやCO₂排出削減効率の高い駆動システム、シャシーソリューション、そして再生可能エネルギーのための革新的なテクノロジー、製品、サービスにより、シェフラーグループは、モーションの効率性、インテリジェンス、持続可能性を高めるための、ライフサイクル全体にわたる信頼できるパートナーです。シェフラーは、モビリティエコシステムにおける包括的な製品とサービスの範囲を、ベアリングソリューションやあらゆる種類のリニアガイダンスシステムから修理および監視サービスに至るまで、8つの製品ファミリーに分けて示しています。シェフラーは、約120,000人の従業員と55か国に約250以上の拠点を持つ、世界最大級の同族会社でありドイツで最も革新的な企業の一つです。

 

シェフラー、ドライブトレインシステムや水素アプリケーション対応の産業用センサーソリューションを展示 | プレスリリース | シェフラージャパン

 

 

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プレスリリース添付画像

H2 sensor Leakage detector

schaeffler-torquesense

H2 sensor Exhaust

Zone Controller

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