約800の言語と800以上の部族で、文化多様性を誇る「パプアニューギニア」
7月21日ナショナルデーには20人のダンサーが来日 太鼓と軽快なステップに注目!
2025年7月8日
EXPO2025 News Vol.3
大阪・関西万博メディアセンター
約800の言語と800以上の部族で、文化多様性を誇る「パプアニューギニア」 7月21日ナショナルデーには20人のダンサーが来日 太鼓と軽快なステップに注目!
南太平洋に位置し、約 600 もの島々からなる国「パプアニューギニア」は 800 以上の部族が暮らし、
世界最多約 800 の言語が話されるなど、少数民族が伝統文化を守りながら生活する、世界有数の文化多様性を誇ります。また、熱帯雨林やサンゴ礁を守りながら、森林の持続的管理や伝統漁法、エコツーリズム、自然素材を生かした「ものづくり」などを通して、サステナビリティにも力を入れています。
なお、本年はパプアニューギニアの独立50周年になるとともに、日本と同国の外交関係樹立50周年にあたる記念すべき1年でもあります。
「多様性を感じてもらえるはず」とストゥワントさん
■パビリオン・ブース紹介
「大阪・関西万博」会場北東部の「コモンズA」館に位置する「パプアニューギニア」ブースでは、地域ごとに異なる伝統工芸品やバッグなどの手芸品が展示され、独自に発展してきた文化を目の前で楽しむことができます。また手作りの木工品や天然素材を使った装飾からは、パプアニューギニアならではの「自然と人の共生」が感じられます。
注目は、中央に設置された没入型ホログラムディスプレイ。豊かな自然や儀式、伝統舞踊の映像が3Dで浮かび上がります。さらに、自然と共に生きる暮らしを大切にしてきた同国の姿勢を反映し、持続可能な資源活用や環境保護への取り組みを映像で紹介しています。
ブースで来場者を迎えるのは、同国政府機関でマーケティングを担当するストゥワントさん。日本訪問は今回で3回目となり、万博期間中は大阪に滞在し、問い合わせ対応や設営、運営に奔走しています。大阪巡りが楽しみで、心に残ったのは天満の焼肉屋。パプアニューギニアでは焼いて食べる以外に、茹でる、煮込む、または現地の言葉で「ムム」と呼ばれる地面に埋めて蒸し焼きにする方法などがあると教えてくれました。そして今度の休日は天王寺動物園に行くなど、充実した休日を過ごしているようです。事務所で取材した際は冷房をつけていませんでしたが「暑さには慣れています」と笑い、環境を大切にするパプアニューギニアらしい一面ものぞかせていました。
■7月21日(海の日)は「パプアニューギニア・ナショナルデー」
7月21日。日本では「海の日」として海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う、国民の祝日です。ニューギニア島東半分と約600の島々からなる同国もまた豊かな海洋資源に恵まれた、海洋国の一つ。トゥワントさんに、7月21日開催のナショナルデーについても教えていただきました。
「まだ詳細は決まっていない」としたうえで、本国から20人のダンサーが来日し、「マヌス州」の伝統的な踊り「マヌス・シンシン※」を披露する予定との事。同国では部族の数だけ「シンシン」が存在すると言われており、今回は国内最北部、赤道直下に位置する島々からなる「マヌス州」のシンシンを披露していただけるそうです。特に、この「マヌス州」の伝統的な踊りは、同国の数ある民族舞踊の中でも個性的なダンスとして知られているらしく、「木の中をくり抜いて作られた太鼓『ガラムート』が奏でる16ビートのリズムに合わせて踏まれる、(タップダンスのような)軽快なステップに注目して」とストゥワントさんからもPR。
太平洋戦争中の1942年に日本軍が進駐した過去を持つことでも知られる「マヌス」。いかなる歴史の苦難に直面しても変わらず守り育んだ、自慢の伝統舞踊が、この夏、「大阪・関西万博」へやって来ます。
(※)シンシン:同国における民族舞踊(ダンス)の総称
パプアニューギニア独立国(ナショナルデー 7/21)
テーマ:人々に活力を与え、世界に活力を与える
首都:ポートモレスビー
面積:約46万k㎡(日本の1.25倍)
人口:1,014万2,620人(神奈川県より少し多い)
言語:英語、ピジン英語、モツ語など
(その他、約800の言語)
© Lungol Popeu-Team leader for the Manus Paluai Sooksook Cultural Group.
主な催事会場での直近のイベント情報(一部) ※7月19日(土)以降
開催日時、内容は告知なく変更する場合がございます。
最新情報はこちらから、イベント名を入力してご確認ください。 https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events
■ナショナルデー
「大阪・関西万博」の会期中、ほぼ毎日繰り広げられる「ナショナルデー」。
国ごとにテーマを定め、公式式典や多彩な文化プログラム、パレードなどが開催されます。
7月19日(土) アメリカ合衆国
7月20日(日) コロンビア共和国
7月21日(月) パプアニューギニア独立国
7月22日(火) ツバル
7月23日(水) エジプト・アラブ共和国
7月24日(木) チェコ共和国
7月25日(金) キューバ共和国 ※パレード実施予定(14:00~14:45、ナショナルデーホール前出発)
■テクノロジー
「2075年のくらし展」
日時:7月19日(土)~23日(水)10:00~18:00
場所:東ゲートゾーン ギャラリーEAST
内容:シグネチャーパビリオン「いのちの未来」スピンオフ展示。石黒パビリオン共創7社と共に、
2075年のくらしに関する展示会を開催します。
URL https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events/8d78eb34-de75-432f-a4ae-27f96f53bcf1
「デジタル学園祭」
日時:7月19日(土)~20日(月)12:00~18:00(20日は10:00から)
場所:西ゲートゾーン EXPO メッセ「WASSE」
内容:高校生・大学生、若手クリエイターなど、世代を超えたデジタル熱が交差する、年に一度の祭典。
プログラミング、デザイン、映像、学生ピッチコンテストやゲーム開発等、多彩なデジタルコンテ
ストや先進的な取り組みが集結します。
URL https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events/c08fc6b8-aaa5-4b0e-a9c4-d7ffb19365db
■アート
「『芸術から心へ』心と身体と精神の健康のための表現芸術文化祭」
場所:フューチャーライフゾーン フューチャーライフヴィレッジ
内容:観客も参加する双方向の演劇や香港ミュージシャンによるライブ、アート展示。
参加型ワークショップも実施します。香港表現芸術療法センターでは、表現芸術療法を用いて
人間の精神健康問題に対応する持続可能なアプローチを提唱し、日常的なメンタルヘルスケアとして
の芸術参加の促進を通じて、創作と鑑賞の過程で自己の感情への気付きと非批判的な表現を高める
ことを目指しています。
URL https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events/3eeef358-4bc4-43c8-8e72-cc262300c95e
■展示
「大阪防災パビリオン」
日時:7月22日(火)10:00~21:00
場所:フューチャーライフゾーン フューチャーライフヴィレッジ
内容:大阪に特化した防災意識啓発イベント。「TEAM EXPO2025」チャレンジとして、「魅せる防災」を
キーワードに、楽しみながら学べるコンテンツを制作、発信してきた活動成果を展示。
13:30-14:00には発表会も開催します。
URL https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events/b01516e8-972a-464d-b6b6-fa516c4ffb07
■音楽ライブパフォーマンス
「第75回"社会を明るくする運動"『すまいるRingフェスタ』 in大阪・関西万博2025」
日時:7月19日(土)14:15~17:00
内容:万博の開催地・大阪市此花区の小中高校生による吹奏楽演奏、ダンス、美術パフォーマンス。
16:30頃からのフィナーレでは「この地球の続きを」を歌って、踊って、みんなで笑顔のリングを
作りましょう! 法務省"社会を明るくする運動"啓発活動の一環として開催し、保護司の対談や
マスコットキャラクターの「アカルイーネ」の登場も。
URL https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events/de49fd20-dee1-4237-b5cc-56976fa2b049
「これぞ、我らがサウジアラビア」
日時:7月19日(土)20日(日)26日(土)27日(日)15:30~18:00 ※会期中毎週不定期開催
場所:19日、26日:エンパワーリングゾーン ポップアップステージ 東内
20日、27日:西ゲートゾーン ポップアップステージ 西
内容:伝統的なアラビア楽団の演奏に加え、現代ミュージシャンやDJが奏でるモダンなビートを披露。
サウジアラビア文化の核心に触れる機会を提供します。
URL https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events/b546aa2f-5ddc-4e4b-aca1-65cfd3ed06bf
「CANADA LIVE!
クリエイティブ・ブースト・カナダによる
『ストリートダンスフェスティバル アーバンダンス日本/カナダ』」
日時・場所は以下の通り
✓ 7月21日(月)9:00~12:00 西ゲートゾーン ポップアップステージ 西
✓ 7月23日(水)18:00~21:00 西ゲートゾーン ポップアップステージ 西
✓ 7月24日(木)9:00~12:00 西ゲートゾーン ポップアップステージ 西
✓ 7月24日(木)18:00~21:00 東ゲートゾーン ポップアップステージ 東外
✓ 7月25日(金)18:00~21:00 西ゲートゾーン ポップアップステージ 西、
東ゲートゾーン ポップアップステージ 南
✓ 7月26日(土)時間未定 エンパワーリングゾーン フェスティバル・ステーショ
✓ 7月26日(土)18:00~21:00 コネクティングゾーン ポップアップステージ 北
内容:カナダの多様性と創造性を紹介する活気あふれる文化プログラムを実施。
パフォーマンスに関する詳細は近日公開。
URL https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events/55fd2c67-8d5f-45f3-8db0-9fe96e9ec398
「【ハンガリー】ナサーイ楽団」
日時:7月23日(水)18:00~21:00
場所:東ゲートゾーン ポップアップステージ 東外
内容:2013年に結成し、世界にハンガリーの豊かな文化を発信するバンド「ナサ―イ楽団」。
彼らの音楽は、民族音楽への深い敬意と現代的な感性が融合したものであり、カルパチア盆地に
息づく伝統音楽の美しい旋律が蘇ります。
URL https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/events/c5ad7ce3-9abd-400a-95b5-92b706336d92
とれたて情報
あの感動をもう一度!「ウィーン少年合唱団コンサート」 ディレイ・ビューイングを開催決定!
スペシャル映像も同時上映!
2025年5月23日(金)にEXPO ナショナルデーホール「レイガーデン」で開催された「ウィーン少年合唱団コンサート」のディレイ・ビューイングを7月11日(金)~13日(日)、EXPOアリーナ「Matsuri」で開催することが決まりました。
本イベントはEXPO アリーナ「Matsuri」の大型ビジョン「EXPOビジョン」を利用し、万博で行われたイベントや人気映画など様々な映像コンテンツをお楽しみいただく「EXPO Matsuriシアター」の第一弾として開催します。
飲食物の持ち込みは自由で、周辺の営業施設で購入された食べ物・飲み物も持ち込めます。EXPOアリーナの芝生エリアで素晴らしい歌声をゆっくりお楽しみいただけます。
【 実施概要 】
<日時> 7月11日(金)~13日(日)18:30~19:30
<場所> EXPO アリーナ「Matsuri」
<内容> 2025年5月23日(金)にEXPO ナショナルデーホール「レイガーデン」で開催された
「ウィーン少年合唱団」コンサートのディレイ・ビューイング。本編の合唱映像に加え、
今回は特別に「ウィーン少年合唱団の練習風景や日常の様子を垣間見ることのできるスペシャル
映像」も同時上映!普段は見ることのできない貴重な映像をお届けします。
<予約> 予約不要(入退場自由)
<セットリスト>
1 |
ヨーゼフ・シュトラウス(1827–1870) 「永遠に!」 ファスト・ポルカ 作品193 Lyrics: Tina Breckwoldt, Arrangement: Gerald Wirth |
2 |
ヨハン・シュトラウス二世(1825–1899) 「皇帝円舞曲」作品437(1889年) Lyrics:Victor Gombocz, Arrangement: Gerald Wirth |
3 |
ルドルフ・ジーツィンスキー (1879–1952) 「ウィーン、わが夢の街」作品1(1912年) Arrangement: Gerald Wirth |
4 |
チロル地方の民謡 「ヨッヘー、チロルの若者」牛追いの歌 Arrangement: Manuel Lanz |
5 |
チロル地方の民謡 「マイ・マデレ、マイ・チュレレ」 |
6 |
ヨハン・シュトラウス二世(1825–1899) 「アンネン・ポルカ」作品117(1852年) Lyrics:Rudolf Effenberger, Arrangement: Josef Wolfgang Ziegler |
7 |
ヨハン・シュトラウス二世(1825–1899) 「美しく青きドナウ」ワルツop.314(1867) |
8 |
ヨハン・シュトラウス二世(1825–1899) 「春のワルツ」ワルツop.410 モーツァルトの「コスタ・ヴァイオリン」:Frank Stadler |
9 |
ヨハン・シュトラウス二世(ランツ編曲) 「アンネン・ポルカ」作品117(1852年) 「スウィンギン・アンナ」 Lyrics: Rudolf Effenberger |
10 |
ヨハン・シュトラウス二世(ランツ編曲) 「美しく青きドナウ」ワルツ 作品314(1867年) 「ブルー・ドナウ・ブルース」 |
11 |
中村八大 (1931–1992) 「上を向いて歩こう」Lyrics:Rokusuke Ei (1933–2016) |
12 |
ヨハン・シュトラウス一世(ランツ編曲) 「ラデツキー・サンバ」 |
|
スペシャル映像 |
※5月23日(金)当日のプログラムとは一部異なります。
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このプレスリリースを配信した企業・団体

- 名称 公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
- 所在地 大阪府
- 業種 各種団体
- URL https://www.expo2025.or.jp/
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