グローバル・インフラに関する調査研究を体験 5回目となる夏期インターンシッププログラムを開催
全国から集まった学生がチームによる調査研究、学術論文作成、発表を実施
2025年11月25日
夏期インターンシッププログラム対面ミーティングの様子
公益財団法人日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団(所在地:東京都港区、理事長:中山幹康、略称:日本GIF)は、2025年8月から10月にかけ、全国の大学の学部生を対象に、調査研究体験を通じてグローバル・インフラへの関心を喚起することを目的とした、夏期インターンシッププログラムを、都内の会場およびオンラインにて実施しました。今年度のテーマは、1960年に出版された『21世紀への階段』に記載された、グローバル・インフラに関する未来予測の検証としました。本プログラムは、今年で5回目の開催であり、調査研究を体験する他に類似のない独自性の高いプログラムです。首都圏外の学生には旅費を支給し、対面ミーティングとオンラインミーティングを組み合わせることで、多様な学生がインターンシップに参加できるよう企画しています。
夏期インターンシッププログラムは、8月初旬、都内の会場で対面ミーティングにてスタートしました。全国から集まった10名のインターンを5名ずつ2チームに分け、チューターから論文の書き方についてのレクチャーを受け、チームミーティングを行いました。その後、8月から9月にかけ、各チームはチューターが主導する数回のオンラインミーティングを通じ、『21世紀への階段』からチーム毎に割り当てられた章について、予測が「実現したもの/実現しなかったもの」の事実確認に加え、予測が実現しなかった理由の考察に重点を置いて調査研究を進め、学術論文を作成しました。そして10月初旬に都内会場で開催された成果発表会で、チーム毎に発表と質疑応答、有識者の講評、修了証の授与を経て、プログラムは終了しました。その後の懇親会では、インターン同士、またチューターや講評者とのディスカッション、交流を深めました。
参加したインターンに行った修了後のアンケートでは、下記のようなコメントが得られました。
●テーマについて
・自身では決して触れないようなテーマだったので面白かった
・科学技術と都市の発展を結びつけて考えることが、とても興味深かった
●チームでの調査研究について
・人によって発表の仕方や資料のまとめ方が異なり、今後の自分の資料作成等に生かせると思った
・皆で協力して役割分担しながら、調査研究、論文の執筆、最終発表まで成し遂げられて良かった
●総合的評価
・一緒に活動した仲間からたくさん刺激をもらったり、チューターの先生に直接指導していただいたり、論文執筆のスキルを磨いたりすることができた
・日本各地の異なる大学に通う学生と共同で研究を進め、議論を深められたことが大変有意義だった
日本GIFは、今後も広く大学生に体験と交流の場を提供し、グローバル・インフラへの関心を喚起するために、夏期インターンシッププログラムを継続していきたいと考えています。夏期インターンシッププログラムは毎年4月頃に募集を開始します。日本GIFのホームページにて詳細をご確認ください。


夏期インターンシッププログラム成果発表会の様子
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 公益財団法人日本グローバル・インフラストラクチャー研究財団
- 所在地 東京都
- 業種 各種団体
- URL https://gif.or.jp/
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