事例から学ぶ、地震後の電気・ガスによる二次被害

~通電火災・ガス事故を防ぐチェックポイント~

                            

 

 東日本大震災(2011年)以降も、熊本地震(2016年)、北海道胆振東部地震(2018年)、能登半島地震(2024年)、熊本地震(2026年)など大規模な地震が発生しています。 過去の震災では、地震そのものによる被害だけではなく、電気製品やガス機器等による事故も発生しており、注意が必要です。 そこで、独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)、理事長:長谷川 史彦、本所:東京都渋谷区西原]は、地震発生時や復旧時の製品事故を防ぐためのポイントを紹介します。

 


 震災時の製品事故は、主に「地震発生直後」と「復旧時」に発生します。

 自然災害の発生時には、揺れや浸水による直接的な被害に加え、その後の電気やガスの復旧に伴う「二次被害」が大きな懸念となります。電気の復旧では、損傷や浸水した配線器具や電気製品による通電火災、ガスの復旧では、損傷や変形が生じたガス供給器具からのガス漏れ・引火などによる重大な事故につながるおそれがあります。

 自然災害は突然襲ってきます。災害時には、まず身の安全を最優先に行動することが重要ですが、製品事故による二次被害を防ぐために、日頃から地震発生時や復旧時の注意点を確認し、災害に備えましょう。

 

■日頃から気を付けるポイント

○電源プラグ及び電源タップは小まめに掃除し、水分がかからないようにする。

○電源プラグが変形していないか確認する。

○電源コードを引っ張る、机や椅子の脚で踏むなど、無理な力が加わっていないか確認する。

○ガスコードのソケットは、ゴミなどが付着していないことを確認し、カチッという音がするまでしっかりと差し込んだ上で簡単に外れないことを確認する。

○ガス栓を開けるときは、ガス栓からガス機器までしっかりと接続されていることを確認する。

○「家具を固定する」「暖房器具の周囲に可燃物を置かない」「感震ブレーカー※1を取り付ける」など、地震発生時に製品事故が生じないよう備える。

 

■地震発生時に気を付けるポイント(※身の安全を最優先に)

○揺れが収まったら、ガス機器の火を消す。自宅から避難する際に余裕があればガスの元栓を閉める。

○揺れが収まったら、電気製品の電源を切り、電源プラグをコンセントから抜く。避難する場合は、ブレーカーを切る(OFFにする)。

 

■復旧時に気を付けるポイント

○ブレーカーが切れていることを確認する。

製品が損傷したり水没したりしていないか、動作に異常がないかを慎重に確認する。

 

 

(※) 本資料中のすべての写真は、実際の事故とは関係ありません。

(※1)本資料中では、感震機能付きの分電盤タイプのほか、コンセントタイプや簡易タイプも含めて「感震ブレーカー」と呼びます。

 

 

本プレスリリースの詳細

 NITEホームページ:https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2026fy/prs260827.html

 

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  • 名称 独立行政法人製品評価技術基盤機構
  • 所在地 東京都
  • 業種 政府・官公庁
  • URL https://www.nite.go.jp/

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