2015年の創立50周年にむけた記念事業「むすびわざDNAプロジェクト」の始動とロゴ・スローガンを発表

京都産業大学

京都産業大学が創立50周年にむけた記念事業「むすびわざDNAプロジェクト」の始動とスローガン「Keep Innovating」とロゴを発表

2012年11月29日

京都産業大学

京都産業大学が創立50周年にむけた記念事業「むすびわざDNAプロジェクト」の始動とスローガン「Keep Innovating」とロゴを発表

京都産業大学(所在地:京都府京都市、学長:藤岡一郎)は、2015年の創立50周年に向けた記念事業として、「むすびわざDNAプロジェクト」をスタートさせます。また、新たな大学の旗印として、ロゴ・スローガンを策定しました。

京都産業大学の大学名にある「産業」は「むすびわざ」とも読み、そこには「新しい業(わざ)をむすび、新しいものを産み出す」という意味が込められています。

モノ・コト・ヒトを結びつけ、新しい価値を産み出す「むすびわざ」は、現代で言うと「イノベーション」の概念となります。社会をむすび、新たな価値を創造し続ける大学としてさらに前進していくために、京都産業大学は新たなプロジェクト「むすびわざDNAプロジェクト」を立ち上げました。

このプロジェクトは、文部科学省が2012年度に示した「大学改革実行プラン」(注)の中で求める「激しく変化する社会における大学の機能の再構築」を、本学のアイデンティティである「むすびわざ」に立ち返りながら、独自の解釈で読み解こうとするものです。

大学に求められている「グローバルガバナンスの確立」よりもさらに気宇壮大な「“コスモス”ガバナンスの確立」を目指し、京都産業大学は型破りな挑戦を続けます。

【京都産業大学創立50周年に向けた取り組みについて】

http://www.kyoto-su.ac.jp/50th/

【「むすびわざDNAプロジェクト」とは】

激動する社会状況において、大学に求められるのは課題発見・課題解決を中核とする教育・研究の実践と推進です。そのために京都産業大学では、グローバル時代の「むすびわざ」教育の「京都産業大学モデル」を構築しようとしています。

そこで、建学の精神を受け継ぎながら、新たな「むすびわざ=イノベーション」を起こしていくプロジェクトとして、学内外の多くのステークホルダーの専門知と知恵をむすび、新たに共創していく「むすびわざDNAプロジェクト」を立ち上げます。

本学の大学改革や教育力・研究力の強化を行うことに加え、学生支援体制の拡大と強化、地域社会を中核とする社会貢献の充実化などを志しています。

【「KSUフューチャーセンター」とは】

「むすびわざDNAプロジェクト」のプラットフォームであり、本学の「むすびわざ」を実践する「場・空間」として「KSUフューチャーセンター」の設立を構想中です。

企業や行政などが、内外の多様な関係者を集め、新しい問題解決法やアイデアを産み出す空間をつくる「フューチャーセンター」という取り組みを行っています。その事例にヒントを得、「本学のあるべき未来像を実現するために現在何ができるか」を、未来視点で発想するという意味をこめたものです。

「KSUフューチャーセンター」は、一拠点総合大学の利点を活かしながら、大学内の学部・部署、教員・職員・学生の立場を越え、フラットな対話を可能にする空間として、アイデアと情報が集散するハブとしての機能を果たします。また、学外からの知恵・提言も積極的に取り入れるオープンな議論の場となります。

学内外を問わず、さまざまなリソースを結び付け、新たなイノベーションを創り出す。このような場での活動への参加を通して、広い視野から未来に向けた解決策を導き出す人材が育つことを目指します。

【トライアルアクション】

「フューチャーセンター」で議論する「むすびわざDNAプロジェクト」の実践的モデルとして、2012年4月より、本学の教職員によるワークセッションを実施。そこで創立50周年を前にして「京都産業大学が果たすべき人づくり」をテーマに、自由な議論を行い、50におよぶアイデアが出されました。

その中のトライアルアクション事例が下記4点です。

〈トライアルアクション事例〉

1.未来型授業開発プロジェクト

教育機関の基本である授業について、教えられる側の学生や異分野の専門家との対話を通じて、時代の変化に応える新しいかたちを探ります。

[実現イメージ]京都産業大学版白熱教室、対話促進授業や携帯電話利用した双方向授業など。

2.寮教育強化プロジェクト

学寮を単なる生活寮にとどめず、本学ならではの人づくりを実践する教育寮として、施設やプログラムの充実を検討します。

[実現イメージ]地域社会の問題から日本の抱える問題まで、活動のスケールを広げた集合知学習を、寮生、学外関係者とともに取り組む等。

3.多読ラーニングプロジェクト

英語多読で培った本学の知見を基に、日本語多読のプログラムを開発し、若年層における国語力の低下という社会的な問題の解法を探ります。

[実現イメージ]学生を会員としたソーシャルメディアによる読書サークルを組織化し、読書の楽しみを提供できる場をつくる等。

4.ミツバチプロジェクト

ミツバチ産業科学研究センターの成果を、養蜂産業の支援から、都市緑化、環境教育、さらには地域振興にいたるまで、広く社会に役立てるものとして活用を検討します。

[実現イメージ]地元京都でとれたハチミツを利用した商品開発からブランディング、市場開拓を行う等。

(注)文部科学省2012年「大学改革実行プラン」

文部科学省は、2012年に大学改革の方向性を「目指すべき社会、求められる人材像・目指すべき大学像」を念頭におき、まとめたものを発表しました。2つの大きな柱と、8つの基本的な方向性から構成されています。

1.激しく変化する社会における大学の機能の再構築

・大学教育の質的転換、大学入試改革

・グローバル化に対応した人材育成

・地域再生の核となる大学づくり

・研究力強化

2.大学のガバナンスの充実・強化

・国立大学改革

・大学改革を促すシステム・基盤整備

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

新たな価値を創造する「産業(むすびわざ)=イノベーション」へ挑戦し続ける姿勢を表したロゴ・スローガン

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