総合生命科学部横山謙教授らが、ATP合成酵素の詳細な全体構造を解明。

京都産業大学

総合生命科学部 横山謙 教授と大阪大学超高圧電子顕微鏡センター 光岡薫 教授らの研究グループは、低温電子顕微鏡 (Cryo-EM) を用いた単粒子解析により、ATP合成酵素の詳細な全体構造を解明しました。 ATPを合成する仕組みが解明され、V型ATP合成酵素が関与する疾病の理解や創薬への応用につながる知見が得られます。

2018年2月1日

京都産業大学

リンクhttps://www.kyoto-su.ac.jp/

総合生命科学部 横山謙 教授と大阪大学超高圧電子顕微鏡センター 光岡薫 教授らの研究グループは、低温電子顕微鏡 (Cryo-EM) を用いた単粒子解析により、ATP合成酵素の詳細な全体構造を解明しました。

今回明らかになった V型ATP合成酵素の構造により、生命のエネルギー通貨であるATPを合成する仕組みが解明されるとともに、V型ATP合成酵素が関与する疾病の理解や創薬への応用につながる知見が得られます。(英国科学雑誌『Nature Communications(2018年1月8日オンライン版)』に掲載)

総合生命科学部 横山謙 教授と大阪大学超高圧電子顕微鏡センター 光岡薫 教授らの研究グループは、低温電子顕微鏡 (Cryo-EM) を用いた単粒子解析により、ATP合成酵素の詳細な全体構造を解明しました。

今回明らかになった V型ATP合成酵素の構造により、生命のエネルギー通貨であるATPを合成する仕組みが解明されるとともに、V型ATP合成酵素が関与する疾病の理解や創薬への応用につながる知見が得られます。この研究成果は、2018年1月8日付けの英国科学雑誌『Nature Communications』オンライン版に掲載されました。

今回の単粒子解析の技術は、創薬ターゲットであるヒト由来の V-ATPase やGタンパク質受容体などの構造解析に応用できることから、今後結晶化が困難な創薬ターゲットタンパク質の構造解析に繋がることが期待されます。

むすんで、うみだす。  上賀茂・神山 京都産業大学

【関連リンク】

総合生命科学部 横山 謙 教授 らの研究グループがV型ATP合成酵素の全体構造を解明

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総合生命科学部 横山 謙 教授 らの研究グループが全身麻酔薬はミトコンドリアの機能不全と細胞内 ATP レベルの減少を引き起こすことを発見

www.kyoto-su.ac.jp/news/20180110_400n_news2.html

横山謙教授 教員紹介ページ

www.kyoto-su.ac.jp/faculty/professors/nls/yokoyama-ken.html

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プレスリリース添付画像

ATP合成酵素模式図、3次元構造の再構築、V型ATP合成酵素の構造

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