総合生命科学部横山謙教授らは、全身麻酔薬がミトコンドリアの機能不全とATPの合成を阻害することを発見
総合生命科学部 横山謙教授と京都大学生命科学研究科 今村博臣准教授らの研究グループは、全身麻酔薬が、ミトコンドリアの機能を低下させ、ATP の合成を阻害することを発見し、ミトコンドリアの機能不全と細胞内 ATP 量の減少が全身麻酔薬の共通の作用メカニズムであることを解明しました。
2018年2月1日
京都産業大学
総合生命科学部 横山謙教授と京都大学生命科学研究科 今村博臣准教授らの研究グループは、いまだはっきりとした作用メカニズムがわからないまま多くの医療現場で使用されている全身麻酔薬が、細胞内でのエネルギー生産に重要なミトコンドリアの機能を低下させ、ATP の合成を阻害することを発見しました。
それにより、ミトコンドリアの機能不全と細胞内 ATP 量の減少が全身麻酔薬の共通の作用メカニズムであることを解明しました。(学術論文雑誌『PLOS ONE(2018年1月3日)』に掲載)
総合生命科学部 横山謙教授と京都大学生命科学研究科 今村博臣准教授らの研究グループは、いまだはっきりとした作用メカニズムがわからないまま多くの医療現場で使用されている全身麻酔薬が、細胞内でのエネルギー生産に重要なミトコンドリアの機能を低下させ、ATP の合成を阻害することを発見しました。それにより、ミトコンドリアの機能不全と細胞内 ATP 量の減少が全身麻酔薬の共通の作用メカニズムであることを解明しました。この研究成果は、2018年1月3日付けの学術論文雑誌『PLOS ONE』に掲載されました。
今後、さらに詳しい作用メカニズムが解明されることで、より副作用や事故が少ない全身麻酔薬の開発が期待されます。
むすんで、うみだす。 上賀茂・神山 京都産業大学
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横山謙教授 教員紹介ページ
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