戸山キャンパス新33号館が竣工──旧館の面影残した新たなシンボルへ
2014-09-12
早稲田大学広報室広報課
戸山キャンパス新33号館が竣工
旧館の面影残した新たなシンボルへ
建築家で本学名誉博士の村野藤吾氏(1918年理工卒)による意匠を引き継いだ戸山キャンパス新33号館の低層棟部分(地上7階)が完成し、9月10日、竣工式が行われました。昨年2月に完成している高層棟部分(地下1階・地上16階)と合わせ、秋学期より学生たちの新たな学び舎として使用され、同キャンパスのシンボルとなることが期待されます。
1962年竣工の旧33号館は、建築家で本学名誉博士の村野藤吾氏(1918年理工卒)によって設計されたもので、新33号館でも屋上部分の意匠や、31号館とを結ぶ渡り廊下等、村野氏が想を練った部分が継承されています。多くの学生・教職員が踏み固めながら完成させたといえる『杜のモザイク』(日本画家・長谷川路可氏作)も、1階エントランス部分の床に再使用され、旧33号館で展示されていた長谷川氏のフレスコ画『アフロディーテ』、ガラス工芸家・岩田藤七氏によるテクスチャーガラス『窓ガラス』、彫刻家・辻晉堂氏によるタイルレリーフ『陶壁』『陶壁 三点-1』『陶壁 三点-2』などの作品もエントランスに展示されています。建物内部は、壁面に配色せず学生によって“色付かせる”意味を込めて白を基調にしたモダンなつくりになっており、今後は文学学術院の教室、研究室、事務所、総合人文科学研究センターの研究拠点など、幅広い用途で使用していく予定です。
鎌田薫総長は「教育・研究の象徴として飛躍の場になると確信している。戸山キャンパス全体も教職員・学生・地域・卒業生に親しまれるように発展させたい」と挨拶しました。
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 早稲田大学
- 所在地 東京都
- 業種 大学
- URL https://www.waseda.jp/top/
過去に配信したプレスリリース
日本の子ども達の体水分状態はやや不足気味
7/4 14:00
早稲田大学、外部型TLO「株式会社早稲田大学TLO」を設立
7/4 12:00
ジェームズウェッブ宇宙望遠鏡、133億光年かなたの星団を捉える
7/4 11:00
ポリエステル衣類の放射線照射発光を発見、陽子線ビームの画像化にも成功
7/3 11:00
試行錯誤で学んだことで起きてしまう判断のバイアスは世界共通
6/28 11:00
下水を用いる感染症対策の経済価値
6/27 14:00
尿に極微量含まれる子宮頸がんウイルスタンパク質の検出に成功
6/25 14:00
音楽ライブの観客が「同期」するメカニズム
6/20 14:00
文理融合で社会実装 言語教育のAI活用を支える言語テスト妥当性研究の真髄
6/6 14:00