(株)落雷抑制システムズと早川地震電磁気研究所との共同研究

地球温暖化による落雷の増加と電子機器がますます多用される中で、従来の避雷針に変わり、なるべく落雷による事故を発生させないような避雷針を共同研究する

2017/12/04

株式会社 落雷抑制システムズ

落雷事故を低減する新型避雷針の共同研究

(株)落雷抑制システムズは、電気通信大学認定ベンチャーである早川地震電磁気研究所(電気通信大学名誉教授 早川正士所長)と、避雷針の種々の電極構造に対して落雷がいかに抑制されるなどのテーマを共同研究することになりました。  

IPCC(気候変動に関する政府間パネル)の報告では極端現象の増加が懸念されていますが、昨今、ゲリラ雷雨や極端な集中豪雨などが既に発生しています。その中で、落雷数の増加や強力な雷電流も観測され、落雷対策の重要性が増しています。

落雷対策については、270年前に発明された「避雷針」を用い、落雷を積極的に誘導する対策がとられてきましたが、必ずしも避雷針に落雷を誘導することはできず、また、誘導できたとしても強力な雷電流は昨今、多く用いられる電子/ 電気機器に大きな影響を及ぼします。 今までのように落雷を積極的に誘導する対策には限界があり、これとは異なる対策が求められています。270年と言う長い歴史の中で、これ以外の対策は異端視されてきましたが、敢えてその分野での新たな研究に着手いたします。

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