米州開発銀行アジア事務所長が金沢工大を訪問。SDGsに関する意見交換を実施。新たな教育の在り方を追求

金沢工業大学

米州開発銀行アジア事務所の大石一郎所長が大澤学長、平本SDGs推進センター長を訪問され、SDGsに関する意見交換を行いました。金沢工業大学では日本を代表するSDGs推進高等教育機関として、今回の意見交換を元に、各国内の地域活性化と地球規模課題を解決できるグローバルリーダーを輩出する新たな教育の在り方を追求します

2018年5月10日

金沢工業大学

米州開発銀行大石アジア事務所長が金沢工業大学を訪問。

SDGsに関する意見交換を実施

金沢工業大学では、ジャパンSDGsアワード受賞大学として、SDGs教育の更なる発展を目指しています。

この度、5月10日に米州開発銀行アジア事務所の大石一郎所長が、金沢工業大学の大澤学長、平本SDGs推進センター長を訪問され、SDGsに関する意見交換を行いました。米州開発銀行は主に中南米を対象地域とした国際開発銀行であり、対象地域には日系人が多く暮らすブラジルや持続可能な開発における先進国として名前が挙がることが多いコスタリカが含まれています。

大石所長からは中南米地域におけるSDGsに関連する動向や米州開発銀行の取り組みに関する御紹介があり、金沢工業大学からはSDGsに関する取り組みのほか、金沢工業大学におけるSDGs教育の主軸であるプロジェクトデザイン教育や、IBM、ANAといったグローバル企業と共に推進しているAIやロボット技術を教育に組み込むことの可能性と技術者倫理の重要性等をご紹介しました。

意見交換においては、先日発表したANAのアバター技術を用いた新たなSDGs教育の実証実験に関連して、金沢工業大学の学生が金沢にいながら遠隔ロボットであるアバターを用いてSDGs先進国であるコスタリカにおける米州開発銀行のプロジェクトフィールドを訪問し、それによって学生が得た経験を元に近隣自治体のSDGsの達成を支援していくというSDGs教育における具体的な連携のイメージについても話が及びました。

金沢工業大学では、今回の意見交換を元に、米州開発銀行との連携可能性を検討しながら、SDGs推進において日本を代表する大学機関として、他の国を代表する大学機関と共に、各国内の地域活性化と地球規模課題の解決を両立する次世代のグローバルリーダーを輩出するための新たな教育の在り方を追求していきます。

右から大澤学長、米州開発銀行大石アジア事務所長、平本SDGs推進センター長

右から大澤学長、米州開発銀行大石アジア事務所長、平本SDGs推進センター長

SDGsとは

SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)とは、国連に加盟する世界193か国が合意した17の目標、169のターゲットのことです。貧困等の途上国を中心とした社会課題の解決のみならず、気候変動等の先進国・途上国共通の社会課題の解決について、2030年までに達成すべき目標が設定されており、達成するためには政府・国際機関・民間企業・NGO・学術機関・市民等、様々なステークホルダーのパートナーシップが必要となります。

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SDGsの17の目標(国連広報センターウェブサイトより)

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右から大澤学長、米州開発銀行大石アジア事務所長、平本SDGs推進センター長

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