名鉄犬山ホテルを再開発、中部圏初「ホテルインディゴ」開業

名古屋鉄道

2018年6月4日

名古屋鉄道株式会社

名鉄犬山ホテルを再開発、中部圏初「ホテルインディゴ」開業

~インターコンチネンタル ホテルズグループと提携~

名古屋鉄道株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:安藤隆司)は、名鉄犬山ホテルの再開発計画を決定したのでお知らせします。インターコンチネンタル ホテルズグループ(IHG®)と提携し、2021年度下期をめどに、中部圏初のインディゴブランドのホテルとなる「ホテルインディゴ 犬山 有楽苑」を開業いたします。

 名鉄犬山ホテルは、犬山城に近接し、茶室「如庵」を敷地内に擁する二つの国宝に彩られる稀有な存在で、1965年の創業以来、地元のみならず、国内、海外など多くのお客様に愛されてまいりました。今回の再開発にあたり、「ホテルインディゴ」のブランド力とノウハウを活用して、唯一無二の顧客体験(カスタマーエクスペリエンス)を提供し、インバウンド需要をさらに積極的に取り込んでいく考えです。

 名古屋鉄道が建物を所有し、IHGの日本法人であるIHG・ANA・ホテルズグループジャパン(本社:東京都港区  CEO:ハンス・ハイリガーズ)とホテル運営委託契約を締結し、同社が運営を行います。

 なお、本計画に伴い、現ホテルでの営業は2019年8月末にて終了いたします。

1.再開発計画の概要

① 所在地:愛知県犬山市犬山北古券107-1

② 新ホテル名称:ホテルインディゴ 犬山 有楽苑

③ 客室数:150室

④ 付帯施設:レストラン、ラウンジ、宴会場、スパ、フィットネス他

⑤ 開業予定:2021年度下期

        ※ホテルの詳細等については、今後IHGと協議の上、検討してまいります。

2.ホテルインディゴについて

 ホテルインディゴ(Hotel Indigo®)はそれぞれのホテルが立地する地域や地元から得たインスピレーションを存分に生かし、リフレッシングで興味深い旅の経験をお届けする世界的なブティックホテルブランドです。各ホテルは、地元の文化や歴史、地域性を反映させた独自の設計・内装を特色としながらも、ブランド共通のフレンドリーなサービスと、ホテルが立地する地域だからこそ提供できる本物の体験をお届しています。例えば、館内を15分ほど散策すると、地域の特色をも体感していただけることでしょう。

 ホテルインディゴは、世界初のグローバルブランドのブティックホテルとして2004年に設立されました。アジア太平洋地域では、2015年1月に同地域初のホテルインディゴ・バンコク・ワイアレスロードがタイにオープンし、その後ホテルインディゴ・シンガポールカトンが2016年7月にオープン、そして2017年後半にホテルインディゴ・バリセミニヤックビーチがオープンしました。現在、上記以外でも、グローバルで88のホテルインディゴ(10,888室)を開発中です。

3.犬山について

 犬山市は、愛知県北西部に位置する歴史と情緒ある街です。犬山城はかつて、織田家などが居城としており、その天守は姫路城、松本城などと並び、国宝に指定されています。名古屋鉄道は犬山地区において、名鉄犬山ホテルを始め、明治村、日本モンキーパーク、リトルワールドなどユニークなテーマパークを運営し、同地区の観光振興を進めてきました。2007年からは地元と共同で「犬山キャンペーン」を実施し、その魅力の発信に取り組んでおります。特に近年はSNSなどを通じて、国内のみならず海外客からも高い注目を集めています。

 また、名鉄の特急を利用すれば、中部国際空港から55分、名古屋市内から25分という優れたアクセスも魅力です。今回の再開発を機に、今後さらに、観光中核都市としてのポテンシャル向上に貢献したいと考えています。

 豊かな歴史、犬山城、博物館や茶室などがある犬山市はまさにホテルインディゴが似合う街です。「ホテルインディゴ 犬山 有楽苑」は、今までの名鉄犬山ホテルの成功を糧に更なる高みを目指すため、最新のモダンなデザインを取り入れ、IHGのグローバルな評判そしてIHGのシステムを最大限に活用し、犬山の新たなフラッグシップとなると確信しています。街の雰囲気に溶け込むデザイン、様々な素材や色使い、地元の職人が手掛けた工芸品や家具などにより、ホテル自身が犬山の文化を語り、伝えることでしょう。

※本資料に掲載されている情報は 2018年6月4日現在のものであり、変更となる場合があります。

本件は、名鉄グループ中期経営計画「BUILD UP 2020」(2018 年度~2020 年度)の重点テーマに掲げる「成長事業への積極的な投資と収益力の向上」の、「1)観光・インバウンド事業の展開強化」の一環として取り組むものです。

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