日本コーンスターチ、業界に先駆け約50年前から温室効果ガス削減に貢献

コージェネレーションシステムのみならず、カーボンフットプリント及び、燃料転換を完了

 総合澱粉メーカーの日本コーンスターチ株式会社(東京都港区、代表取締役社長 倉地聡一郎)は、業界に先駆け、約50年前からコージェネレーションシステムを導入、また10年前にカーボンフットプリント※1及びA重油から天然ガスへの燃料転換を完了させることで、温室効果ガス削減に貢献しつづけております。

 

 弊社では、年々、環境問題が深刻化する中で、業界に先駆け、弊社のエネルギー部門である衣浦ユーティリティーにて、1972年よりコージェネレーションシステムを導入し、電気と蒸気を製造することで、約50年前よりCO2削減、エネルギーの効率化に寄与し続けています。

 

また10年前からカーボンフットプリントを導入しており、CO2排出量の削減目標の達成に貢献することはもちろんのこと、今後、弊社製品をご購入いただくお客様へ逸早くCO2排出量を提示することにより、サービス面での同業他社との差別化を図ることが最大の目的であります。

 

 さらに、弊社自体でも、製品製造時の乾燥用燃料をA重油から天然ガスに転換し、乾燥工程でのCO2排出量を約30%削減することに成功しており、CO2は、年間で約3,800tの削減となります。CO2排出量の提示に加え、この実際の現場でのCO2排出量削減経験は、今後、CO2排出量の削減に取り組まれるお客様にとりまして、必ずやお役に立てるものと考えております。

 

  弊社では、カーボンフットプリントの導入を通じて、サプライチェーン全体の排出量を「見える化」するとともに、削減効率の高いポイントを把握し、さらなるCO2排出量の削減に向けた提言をしていきたいと考えています。また、弊社のさらなるCO2排出量の削減努力活動が、一般消費者の方のCO2排出量削減に対する自覚や、低炭素な生活への意識改革を促すことに繋がれば、企業として、社会的責任を果たすと同時に、地球規模の一端ではありますが温室効果ガス削減に貢献できるものと考えております。

 

 

※1 カーボンプットプリントとは商品のライフサイクル全体(原材料調達から廃棄・リサイクルまで)で排出された温室効果ガスの排出量をCO2に換算して、当該商品に表示する仕組み

 

 

 【日本コーンスターチ株式会社】

社 名:日本コーンスターチ株式会社

代表者:代表取締役社長 倉地 聡一郎

本社所在地:〒 105-0001 東京都港区虎ノ門2丁目10番4号 オークラプレステージタワー9階

電 話:(03) 5570-7000(代)

創 業:慶応3年

設 立:昭和37年9月20日

資本金:1億円

売上高:500億円(2019年8月期)

従業員数:366名(2019年8月時点)

事業内容:コーンスターチ,糖化製品,化工澱粉,コーンサラダオイル,副産物およびその他関連製品の製造・販売

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