第17回 「児童教育実践についての研究助成」 助成対象決定

博報堂教育財団

2022228

 

17回 「児童教育実践についての研究助成」 助成対象決定

公益財団法人 博報堂教育財団は、第17回「児童教育実践についての研究助成」の助成対象を決定し、本日発表いたしましたのでお知らせいたします。 

 

助成対象

審査委員会による厳正な審査の結果、応募総数67件のうち、17件の研究を助成対象として選出しました。

詳細は「助成対象一覧」をご参照ください。

 

 

今後の予定

2022年4月1日~2023年3月31日(1ヵ年助成)、2022年4月1日~2024年3月31日(2ヵ年助成)の期間、研究助成を行います。

終了後は、助成対象者から研究成果報告書を提出していただくとともに、研究成果発表会で発表していただきます。

 

 

当事業の目的

「ことばの力」を育む研究と児童教育実践の質の向上を目的に、大学、研究機関および教育実践に関わる方を対象にすぐれた研究を助成しています。新しい視点をもつ研究成果が、実践の場で反映され児童教育の基盤が充実していくことをめざしています。

詳細はホームページをご覧ください。

https://www.hakuhodofoundation.or.jp/subsidy/

 

 

 

博報堂教育財団は、児童に対する国語教育と視覚・聴覚障がい者に対する教育を助成し、あわせてその活動に関する調査研究を行うことで、児童及び青少年の健全な人間形成に寄与することを目的に、1970年に設立されました。以降、「子ども×ことば×教育」を活動領域ととらえ、さまざまな活動を行っています。

 

 公式ホームページ https://www.hakuhodofoundation.or.jp/ 

 

 

 

本件に関するお問い合わせ先:

公益財団法人 博報堂教育財団 TEL. 03-6206-6266 / FAX. 03-6206-6582 E-mail. hakuho.foundation@hakuhodo.co.jp

 

 

17回 児童教育実践についての研究助成 助成対象一覧

<1ヵ年>

助成対象研究(代表)者 (五十音順、敬称略) 研究タイトル (※はグループ研究)

今福 理博
武蔵野大学・准教授

自閉スペクトラム症児と保護者における遠隔システムを用いた言語・社会性支援プログラムの実践と効果検証※

大野 恵理
三重大学・准教授

小学校外国語におけるAnswer-Add-Askの型を使ったSmall Talk指導のシステム開発と実践

齋藤 岳人
東京都立大学・大学院生

ことばの学習教材としての絵本における適切な書体の研究

松崎 良美
東洋大学・助教

漢字の学びかたの再提案ー障害のある子どもたちの漢字学習探索の視角から※

劉 夢思
東京大学・大学院生

社会に出た後にも活きるノートテイキング力の育成とその指導:実験的・実践的な検討

和田 夏実
東京大学・大学院生

手話を通して学ぶ映像デジタル教材の開発

<2ヵ年>

 

助成対象研究(代表)者 (五十音順、敬称略) 研究タイトル (※はグループ研究)

赤川 峰大
神戸大学附属小学校・副校長

「証明」の萌芽としての「説明」の研究;児童実態の大規模調査とアプリを用いた学習プログラムの開発・実践を通して

伊藤 理絵
常葉大学・講師

「言葉で伝え合い、考え、議論する」道徳教育の開発:受け入れられない「ごめんね」を伝え合う

今井 弘二
情報通信研究機構・研究技術員

民話の世界を疑似体験させて伝承する形態についての実証研究

勝田 光
筑波大学・助教

子どもは絵本を通して戦争をどう理解するか:戦争文学教材の発掘・読みの実態調査・授業開発

木澤 利英子
駒沢女子大学・非常勤講師

ローマ字知識との対比を軸とした英語の音韻・綴り指導プログラムの開発と効果検証

田中 祐輔

青山学院大学・准教授

帰国・外国人児童日本語支援プログラムに関する総合的研究―JSL教科学習能力診断テストとモジュール型オンデマンド映像教材の開発と実践―

中川 智皓
大阪府立大学・准教授

小学生のための即興型ディベートのメカニズムデザイン研究

伴仲 謙欣
神戸常盤大学短期大学部・助教

絵本でつなげる「知」のセレンディピティ~ネットワーク型思考を育む教育法の開発~※

 

平田 知之
芸術文化観光専門職大学・専任講師

演劇的手法を用いたコミュニケーション教育の地域全体への展開と中期的効果検証※

松岡 克典
奈良学園大学・准教授

小学校算数科における「理論構成型の授業」の開発

蓮 行
京都大学・特定准教授

演出技法を応用した道徳教育に関する教員の指導スキルの研究および「特別の教科道徳」の教員研修プログラムの実践的開発※

〈所属・役職は助成決定時のもの〉

 

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