<みてねコールドクター通信> RSウイルス感染症に要注意!

対処法や家庭内感染の防ぎ方について 日本赤十字社医療センター小児科専門医 風間先生が解説

コールドクター

NEWS LETTER

2023年6月15日

株式会社コールドクター

 

<みてねコールドクター通信>

RSウイルス感染症に要注意! 対処法や家庭内感染の防ぎ方について

日本赤十字社医療センター小児科専門医 風間先生が解説

 

家族に寄り添うかけつけ医アプリ “みてねコールドクター”を提供する株式会社コールドクター(東京都渋谷区、代表取締役社長:合田武広、以下コールドクター)は、子育てに奮闘するすべての親御さまに向け、様々なお役立ち情報をお届けしています。

今、RSウイルスやアデノウイルス、溶連菌、ヘルパンギーナなど様々な感染症が同時に流行しています。その中でも今回は、重症化すると細気管支炎や肺炎などの危険性があるRSウイルス感染症についてご紹介します。

 

 

 

RSウイルス感染症とは

RSウイルス感染症とは、RSウイルスの感染による呼吸器の感染症です。何度も感染と発病を繰り返しますが、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほとんどの乳幼児が感染するウイルスです。非常に感染力が強く、幼稚園や保育園などの施設内感染に注意が必要です。

 

どんな症状が出るの?

​RSウイルスに感染すると鼻汁が増え、咳が出やすくなり、発熱の症状も多くみられます。通常は数日から1週間くらいかけて徐々によくなります。

多くは軽症で済みますが、重症化すると細気管支炎や肺炎の兆候が見られ、中には呼吸困難を起こして入院することもあります。低出生体重児、心臓や肺、神経や筋に生まれつきの病気がある場合、また免疫不全がある場合には重症化する危険性が高くなります。 新生児や生後2~3カ月未満の乳児では典型的な症状が現れにくく、無呼吸発作などの重篤な症状を起こすことがありますので注意が必要です。

 

子どもが感染したら?

RSウイルス感染症に対する特効薬はありません。症状を和らげるための対処療法を行います。

鼻汁が多い場合は、吸引により鼻汁を取り、詰まりを取ってあげると呼吸が楽になることも多いです。また、脱水を起こさないよう、経口補水液などによる水分補給や、高熱による不快感を和らげるために解熱剤を使用しながら、治るのを待ちましょう。

呼吸症状が重度の場合は入院の上、酸素投与や痰の吸引、呼吸の管理を行います。

 

 

家庭での感染を防ぐには?

RSウイルスはウイルスが付着した手を介して広がる接触感染、咳やくしゃみで飛散したウイルスを含む飛沫で感染する飛沫感染で感染が広がっていきます。なお、RSウイルスはテーブルや手すりのような環境表面では数時間生存することができるので、触れた手指で、目・鼻・口を触ることによって伝播する可能性もあります。

感染後、3~8日程度は他人へ感染させる恐れがありますので、以下のような予防策を行い、感染を広げないようにしましょう。

 

●こまめにせっけんと流水による手洗いをする

● 感染した人が触った「ドアノブ」「スイッチ」「おもちゃ」「トイレ」などを使い捨ての手袋を装着して、こまめに消毒する

● 消毒や掃除をした後は必ず手を洗う

● 咳、鼻水の症状がある場合はマスクを着用する

 

RSウイルスの発症の中心は0歳、1歳児ですが、何度も感染します。再感染以降は呼吸器症状のみということが多いため、気付かずに感染している年長児や大人も存在します。呼吸器症状を認める年長児や大人は、マスク着用による飛沫感染の予防、手洗いによる接触感染の予防をしっかりと行い、0歳児、1歳児との接触をなるべく避けるようにしましょう。

 

日本赤十字社医療センター小児科専門医 風間先生           

 

 

以前は冬場に大流行するRSウイルスでしたが、近年は夏場に流行が見られることも多くなっています。乳児が初めて感染すると症状が強く入院することも多い感染症です。この数年は新型コロナウイルスの影響で幼少期に罹患しなかった子どもも多く、年長児でも重症化して入院するケースも出ています。症状のピークは5日目と言われていますが、その前に呼吸が苦しそうな様子があれば小児科に相談しましょう。

             

 

監修医師 風間先生のご紹介                         

みてねコールドクター所属 小児科専門医 風間尚子

東邦大学医学部卒業。     神奈川県立こども医療センターを経て、日本赤十字社医療センター小児科勤務。

AHA PALS(小児二次救命処置)インストラクター資格保持。

       

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ダウンロードURL

【iOS】https://apps.apple.com/jp/app/id1516410571

【Android】https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.calldoctor.app

 

株式会社コールドクター

「みてねコールドクター」は、受診できる医療機関が限られている・診察まで長時間待たされてしまう・受診を断られてしまうこともある、といった夜間休日の診療を取り巻く課題を解決する医療サービスを目指しています。2021年12月末より、喉の痛みや倦怠感など軽微な症状があった際に無料でご利用いただける「医療相談」や24時間受診することのできる「オンライン診療」の提供も開始しました。今後も急な体調不良時に患者さまやそのご家族に寄り添うサービスとして、さらなる向上に努めてまいります。

 

会社概要

社名:株式会社コールドクター

本社:東京都渋谷区神泉町9-1Daiwa渋谷神泉ビル7F

代表者:合田 武広、丸山 浩司(医師)、中原 毅

事業内容:「みてねコールドクター」の管理・運営

電話番号:0120-897-146

URL:https://calldoctor.co.jp/

 

“みてねコールドクター“は株式会社コールドクター及び株式会社MIXIの商標です。

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