FSCが世界33ヶ国において実施した消費者調査の結果を発表

FSCジャパン

2023年7月5日

FSCジャパン

 

 

国際的な森林認証制度FSC(Forest Stewardship Council®)の普及啓発を行うFSCでは、世界33ヶ国で800人ずつ、合計で26,800人を対象に消費者調査を行い、その結果を発表しました。FSCジャパン(特定非営利活動法人 日本森林管理協議会、代表:太田猛彦)では、日本の調査結果の中からいくつかをピックアップして公表しました。

日本におけるFSCマークの認知度は26%(※1)と、前回調査(2017年)の18%より8%向上しており、エコマークと有機JASマークに次ぐ3番目の認知度という結果でした。ただし、今回の調査対象国の世界平均は46%であり、日本は韓国と共に最下位という残念な状況であることも示されました。また、「次のラベルを製品上で見た場合に、それぞれのラベルはどの程度その製品を購入する動機になりますか?」という質問に対しても、エコマークや有機JASマークなどに次ぐスコアで、その他の持続可能性ラベルの中でFSCマークが評価され、「あるブランドがFSCを推進しているまたはFSC認証製品を提供していることを知った場合、そのブランドの信頼性に影響がありますか?」という質問に対して、FSCマークを知っている人は69%がよい影響があると回答しました。

FSCジャパンでは今回の調査結果を踏まえて、FSCマークの国内での認知度が世界平均に追いつくよう認知の向上に注力をしていきたいと思います。

 

※1:認知度の数値は小数点以下の四捨五入による合算となります。

 

 

調査結果は以下からもご覧いただけます。

https://jp.fsc.org/jp-ja/newsfeed/fsc-global-consumer-recognition-study

 

■FSCジャパン(特定非営利活動法人 日本森林管理協議会)

FSC(Forest Stewardship Council, 森林管理協議会)は、環境保全の面から見て適切で、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理の普及を目的に、環境団体、林業者、林産物取引企業、先住民族団体などを中心に、1994年に設立された独立した非営利団体です。現在世界の約1億6000万ヘクタールの森林と55,800ほどの組織がFSCの規格に基づき認証されています。FSCジャパンはFSC国際事務局から正式に承認された、日本の窓口となる組織です。日本国内におけるFSC森林認証の普及や、国内を対象とした規格の検討と作成を行っています。

 

■FSCマーク

FSCの定めた基準をもとに、適切に管理されていると認められた森林から生産された木材や

回収材等の責任をもって調達された原材料から生産された製品に、FSCマークがつけられます。

FSCマークがついた製品を使うことで、世界の森林保全につながります。

FSCジャパン公式HP:https://jp.fsc.org/jp-jp

FSC公式Twitter: https://twitter.com/FSC_Japan

FSC公式Facebook: https://www.facebook.com/FSC.Japan?ref=tn_tnmn

 

 

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