『セイコー時間白書2024』 ~「タイパ」潮流に新しい兆し “時間の使い方・向き合い方”が多様化~

半数以上が“タイパ疲れ”の傾向。「タイパが最重要」派も一定数存在、重視派の4割はAIを活用し効率化

2024年6月3日

セイコーグループ株式会社

6月10日「時の記念日」

『セイコー時間白書2024』

~「タイパ」潮流に新しい兆し 人それぞれ、“時間の使い方・向き合い方”が多様化~

◎半数以上が「何でもタイパ」に違和感を持つ“タイパ疲れ”の傾向が明らかに。

時には立ち止まってひとつのことを考えたい人が7割、タイパの押しつけを感じてしまう人も4割存在。    

現代人の半数が眠る時間を削ってまで自由時間を獲得?!「リベンジ夜ふかし」はタイパ定着への反動か

◎「タイパが最重要」派も一定数存在。重視派の4割はAIを活用しさらなる効率化を推進

 

 セイコーグループ株式会社(代表取締役会長 兼 グループCEO 兼 グループCCO 服部真二、本社:東京都中央区、以下「セイコー」)は、6月10日の「時の記念日」にちなみ、生活者に時間についての意識や実態を探る調査を2017年から実施し、毎年『セイコー時間白書』として発表しています。「人それぞれの豊かな時、自分らしい時間の過ごし方を願う」セイコーの理念に基づき、タイムパフォーマンス重視が定着する現代において、多様化する時間の使い方の実態について調査を行いました。

 

効率主義に違和感を感じる“タイパ疲れ”の兆しも。

時間との向き合い方にゆれる現代人

■「タイパを求められることに違和感」(52.9%)、「タイパの押し付けを感じる」(40.0%)と“タイパ疲れ”の傾向も。

■「時には立ち止まってひとつのことを考えたい」人が7割に対し、「立ち止まって考える時間がとれていない」人が5割存在。

■「何もしない時間を増やしたい」(49.8%)、「何もしない時間は怖い・不安」(35.9%)と相反する感情でゆれる現代人。

 

現代人の6割が「タイパが社会に定着した」と実感。

タイパ派は生成AIを活用し時間効率を向上

■6割が「タイパは社会に定着した」と実感。

■タイパが最重要課題と答えた人の多くが、時間効率を高めるために生成AIなどのテクノロジーを積極的に活用。

■わからないことに対しスマホなしで考える時間「5分以内」が6割、「0分」が2割と、いち早く正解にたどり着きたい

 

「タイパ派」と「じっくり派」は半数ずつ存在、

時間に厳しい日本人の時間の使い方が多様化

■何事もタイパを高め時間効率を優先したい「タイパ派」47.3%、時間効率に縛られずに生活したい「じっくり派」52.8%。

■タイパを重視する時間は、「掃除」(37.8%)、「料理」(36.6%)、「洗濯」(36.5%)、「買い物」(33.7%)など家事全般に。

■タイパにとらわれずに過ごしたい時間は、「睡眠」(41.8%)、「家族コミュニケーション」(39.5%)、「友人コミュニケーション」(35.3%)。

■タイパで生まれた時間でしたいことは、「動画視聴」(19.6%)、「睡眠」(17.8%)、「読書」(16.5%)。

 

ベストパフォーマンスを発揮できる時間は生まれつき決まっている?!

個人のクロノタイプ(体内時計)を調査

■調査対象のクロノタイプは、「朝型」24.3%、「中間型」54.3%、「夜型」21.3%。

■現代人の3人に1人が「社会から求められる時間感覚と自分のクロノタイプにギャップ」(38.7%)を感じている。

 

2024年現在の時間感覚(定点観測)

「1日が24時間では足りない」と感じる人の割合が過去最多に!時間に追われる現代人の傾向が顕著に

●70.8%が「時間に追われ」、60.8%が「1日24時間では足りない」。

●1時間の価値、オンタイム4,672円、オフタイム12,974円と昨年より高値。

●心情を表す言葉、「イライラ」が1位に返り咲き。

●最近の生活を表す言葉、1位は「ばたばた」。

 

<調査概要>

■実施時期:2024年4月12日(金)~4月15日(月) ■調査手法:インターネット調査 ■調査委託先:マクロミル                 

 ■調査対象:全国の15歳〜69歳の男女1,200人 (男女各600人 各年代別に男女各100人ずつ)

※構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100%にならない場合があります。金額は小数点第1位以下を四捨五入しています。

 

 

時間学の一川誠先生に聞く、

「これからのタイパ タイパで生まれた時間をどう使うのか」   

 

調査の詳細は添付のリリースよりご覧ください。

 

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プレスリリース添付画像

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