「第16回 フロンティアサロン 永瀬賞」贈呈記念 高校生のためのサイエンスセミナー 9/25開催
最優秀賞:佐野航季先生・特別賞:鈴木俊貴先生
2026年9月14日
株式会社ナガセ
≪最優秀賞副賞3,000万円 未来を拓く科学技術領域の若手研究者に贈る賞 ≫
東進ハイスクール・東進衛星予備校などを運営する株式会社ナガセ(本社:東京都武蔵野市、代表取締役会長CEO 永瀬昭幸、代表取締役社長COO 渋川哲矢)は、2026年9月25日(金)に、一般財団法人フロンティアサロン財団の「フロンティアサロン永瀬賞」を受賞した研究者による高校生のための特別講義「サイエンスセミナー」を実施します。東進ハイスクール・東進衛星予備校・早稲田塾在籍生が対象です。第16回の永瀬賞最優秀賞は、信州大学助教の佐野航季先生、特別賞は東京大学准教授の鈴木俊貴先生に贈られます。

1 .高校生のための特別講義「サイエンスセミナー」講演者 【9/25(金)開催】
①フロンティアサロン永瀬賞 最優秀賞
佐野 航季(さの こうき)先生
信州大学 繊維学部 化学材料学科 助教
講義名:引力と斥力の競合が拓く自己組織化の科学
~二次元物質の秩序を操り、機能を拓く~(仮)
佐野先生は、目に見えないほど小さな「ナノサイズ」の粒子やゲル、高分子、生体分子など、多様な物質を組み合わせて、これまでにない「やわらかい新素材」をつくる研究者です。ヒントにしているのは、生き物のからだ。細胞やタンパク質など、小さな部品が自然に集まり、精密で美しい構造をつくりあげる仕組みに注目し、この「自己組織化」の力を、人工的な材料でも実現しようとしています。目指すのは、生き物の機能を超える新しい素材を生み出し、環境やエネルギー、材料科学の課題解決に貢献すること。佐野先生と共に小さな部品から物質を思いどおりにデザインする、化学のおもしろさを考えていきましょう。
②フロンティアサロン永瀬賞 特別賞
鈴木俊貴(すずき としたか)先生
東京大学 先端科学技術研究センター 准助教
講義名:シジュウカラ語の発見と
動物言語学の挑戦
鈴木先生は鳥の鳴き声をヒントに、言葉がどうやって生まれたのかを調べている研究者です。研究対象は鳴くことで仲間に情報を伝える鳥、シジュウカラ。動物の行動を調べる学問や、頭の中の仕組みを調べる学問、言葉の仕組みを調べる学問、生き物の進化を調べる学問を組み合わせて研究に取り組んでいます。注目しているのは、言葉を使う力が野生の生き物の中でどうやって身につき、進化してきたのかについて。野鳥の言葉の力を調べることで、人の言葉がどう進化してきたのかという問いに、生き物の暮らしぶりから答えを見つけようとしています。動物の言葉から見えてくる「言語とは何か」という問いを、一緒に探っていきましょう。
2.「フロンティアサロン 永瀬賞」および「サイエンスセミナー」について
フロンティアサロン財団は2010年に日本の未来を拓く若手研究者を支援するため設立され、2013年に一般財団法人として認定されました。財団では定期的に若手研究者による講演を開催し、毎年、その講演者の中から永瀬賞受賞者を選出しています。
永瀬賞は、「将来のノーベル賞候補」を発掘することを目指し、世界を牽引し、人類の未来への貢献につながる研究に取り組む若き研究者に贈る賞です。「将来にわたって未知の領域を切り拓き、その成果が多くの人々に恩恵をもたらす」と期待される方に贈呈しています。今後の研究の発展を願い、最優秀賞には3,000万円、特別賞には1,500万円が副賞として受賞者個人に授与される、科学界における大きな賞の一つです。
そして、永瀬賞受賞者が高校生に対して特別講義を行う「サイエンスセミナー」を、毎年9月に開催。受賞のきっかけとなった研究成果や研究がもたらす社会への影響などを中心にお話しいただきます。会場には毎年1,000名以上の高校生が参加し、真剣な眼差しで最先端の研究に耳を傾け、質疑応答では次々と手が挙がります。講義は後日、全国の東進にも映像配信し、日本と世界の将来を担う高校生が最先端の科学に触れる機会となっています。
<昨年2025年の「サイエンスセミナー」の様子>

3.2025年「サイエンスセミナー」参加者の声
◇今まで研究者の方々はとても遠い存在で、研究内容も私たちにはあまり関係のないものだと思っていたが、今日の講義をきいて、それらがとても身近なものに感じた。(高1・女子)
◇大学やその後の人生への希望が見えた気がして、勉強のモチベーションが上がりました。(高2・男子)
◇先生方のような、自らの道に向かってひたむきに努力し続けた人生やその志を模範として、志望校合格という1つの目標を達成するために見習いたいと思います。(高1・男子)
◇学問は様々な所でつながっていて、理系文系関係なく関係していることを実感しました。(高2・女子)
◇新しいことをやるときはいつも批判的な人もいるけれど、強い意志をもってはじめの一歩を踏み出すことが大切だと思いました。(高1・男子)
◇ふたりとも常に新しい目標を持ち、達成するために思考し行動しているのが、とてもかっこいいと思った。(高2・男子)
◇勉強は未来の自分への最高の自己投資、勉強には終わりがない、という言葉がすごく印象に残った。(高2・女子)
◇安全圏内を飛び出して、新しい世界に入り、自分なりの挑戦をしていこうと思った。(高1・女子)
◇諦めないことは成功する人には不可欠な要素だと感じたので、第一志望校合格はもちろんのこと、日々の小さな目標に対してストイックに根気強く取り組んでいきたい。(高2・男子)
◇質疑応答のときの質問の内容がとても同世代とは思えないようなものばかりでした。負けないように頑張りたい。(高2・女子)
4.「フロンティアサロン 永瀬賞」歴代受賞者
(敬称略、所属・役職は受賞当時)
| 回 |
年 |
賞 |
受賞者名 |
所属・役職 ※受賞当時 |
テーマ |
| 第16回 | 2026年 | 最優秀賞 |
佐野航季 |
信州大学 繊維学部 化学材料学科 助教 |
引力と斥力の競合が拓く自己組織化の科学~二次元物質の秩序を操り、機能を拓く~(仮) |
| 特別賞 |
鈴木俊貴 |
東京大学 先端科学技術研究センター 准教授 |
シジュウカラ語の発見と動物言語学の挑戦 |
||
| 第15回 | 2025年 | 最優秀賞 |
楊井伸浩 |
東京大学 理学系研究科 化学専攻 化学科 教授 |
量子の時代における化学者の挑戦 |
| 特別賞 |
小澤知己 |
東北大学 材料科学高等研究所 材料物理グループ 教授 |
トポロジーが拓く物理の地平~物質と次元を超えて~ |
||
| 第14回 | 2024年 | 最優秀賞 |
谷内江望 |
ブリティッシュコロンビア大学 バイオメディカルエンジニアリング 教授、大阪大学ヒューマン・メタバース疾患研究拠点 特任教授 |
細胞のサイボーグによる生物学の新時代 |
| 特別賞 |
神戸徹也 |
大阪大学大学院 工学研究科 准教授 |
原子を操って創る! 未来を変える無機量子材料 |
||
| 第13回 | 2023年 | 最優秀賞 |
佐藤佳 |
東京大学 医科学研究所 教授 |
新型コロナウイルス学者がうまれるまで |
| 特別賞 |
山下真由子 |
京都大学 理学部数学教室 准教授 |
トポロジーと物理学の出会い |
||
| 第12回 | 2022年 | 最優秀賞 |
沼田圭司 |
京都大学大学院 工学研究科 材料化学専攻 |
人と地球に優しい高分子材料をつくる~クモ糸の不思議から未来材料へ~ |
| 特別賞 |
佐藤荘 |
東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 教授 |
はたらく細胞~免疫細胞の多様性と病気~ |
||
| 第11回 | 2021年 | 最優秀賞 |
星野歩子 |
東京工業大学 生命理工学院 准教授 |
細胞が発するメッセージを読み解く未来~人体のSNS #エクソソーム~ |
| 特別賞 |
関谷毅 |
大阪大学総長補佐/栄誉教授 |
脳を測り、自分を知る~薄くて軽い脳波センサで出来ること~ |
||
| 第10回 | 2020年 | 最優秀賞 |
三浦恭子 |
熊本大学 大学院生命科学研究部 |
老いない!?癌にならない!?ハダカデバネズミの不思議 |
| 特別賞 |
加藤英明 |
東京大学大学院総合文化研究科 |
タンパク質を視る・識る・創る -脳の仕組みを知るためのツールを創る- |
||
| 第9回 | 2019年 | 最優秀賞 |
武部貴則 |
東京医科歯科大学統合研究機構教授/ |
臓器創生への展望─ ヒューマン・オルガノイドがもたらす医療革命 ─ |
| 特別賞 |
林悠 |
筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構 |
進化した睡眠~夢の意義から夢の医療へ~ |
||
| 第8回 | 2018年 | 最優秀賞 |
茂呂和世 |
理化学研究所 統合生命医科学研究センター |
新しいリンパ球の発見によって広がる病気への理解 |
| 特別賞 |
沙川貴大 |
東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻 |
時間にはなぜ向きがあるのか?―理論物理学の挑戦 |
||
| 第7回 | 2017年 | 最優秀賞 |
竹内昌治 |
東京大学 生産技術研究所 教授/生産技術研究所 統合バイオメディカルシステム国際研究センター長 |
“生きものづくり”への挑戦 |
| 特別賞 |
笹川崇男 |
東京工業大学科学技術創成研究院 |
電子の隠れた超能力の開拓:新奇な絶縁体から超伝導体まで |
||
| 第6回 | 2016年 | 最優秀賞 |
伊丹健一郎 |
名古屋大学大学院理学研究科物質理学専攻 |
チカラある分子を創る |
| 特別賞 |
牛場潤一 |
慶應義塾大学理工学部生命情報学科 准教授 |
ブレイン・マシン・インターフェースによる脳の治療 |
||
| 第5回 | 2015年 | 最優秀賞 |
柴田直哉 |
東京大学大学院工学系研究科総合研究機構 |
「最先端電子顕微鏡の世界-原子の直接観察、そしてその先へ-」 |
| 特別賞 |
猪熊泰英 |
東京大学大学院工学系研究科応用化学専攻 講師/科学技術振興機構さきがけ 研究者 |
分子構造を捉える手法「結晶スポンジ法」の開発 |
||
| 第4回 | 2014年 | 最優秀賞 |
内田健一 |
東北大学金属材料研究所量子表面界面科学研究部門 准教授/科学技術振興機構 さきがけ研究者 |
スピンゼーベック効果の発見と解明~絶縁体磁石を用いた熱電変換~ |
| 特別賞 |
水島昇 |
東京大学大学院医学系研究科分子生物学分野 |
オートファジーによる細胞内分解の生理的意義と分子機構 |
||
| 第3回 | 2013年 | 最優秀賞 |
高橋和利 |
京都大学iPS細胞研究所 講師 |
細胞の運命転換技術とその応用 |
| 特別賞 |
長谷川祐司 |
ウィーン工科大学 准教授 |
量子力学の不思議な世界 不確定性原理の破れを観測 |
||
| 第2回 | 2012年 | 最優秀賞 |
水落憲和 |
大阪大学大学院基礎工学研究科物質創成専攻 |
ダイヤモンドを用いた量子情報素子 |
| 第1回 | 2011年 | 最優秀賞 |
上田泰己 |
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター |
「「時間」の生命科学」体内時計をモデル系としたシステム生物学の実現 |
| 特別賞 |
中村龍平 |
理化学研究所 環境資源科学研究センター |
バクテリアと鉱物材料を用いたエネルギー変換システムの創生 |
【株式会社ナガセについて】
1976年創立。日本最大の民間教育ネットワークを展開するナガセは「独立自尊の社会・世界に貢献する人財」の育成に取り組んでいます。
有名講師陣と最先端の志望校対策で東大現役合格実績日本一の「東進ハイスクール」「東進衛星予備校」、シェアNO.1の『予習シリーズ』と最新のAI学習で中学受験界をリードする「四谷大塚」、早期先取り学習で難関大合格を実現する「東進中学NET」、私大総合・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)合格日本一の「早稲田塾」、メガバンク、大手メーカー等の多くの企業研修を担う「東進ビジネススクール」、優れたAI人財の育成を目指す「東進デジタルユニバーシティ」、いつでもどこでもすべての小学生・中学生が最新にして最高の教育を受けられる「東進オンライン学校」など、幼・小・中・高・大・社会人一貫教育体系を構築しています。
また、東京五輪で競泳個人メドレー2冠の大橋悠依をはじめ、のべ53名のオリンピアンを輩出する「イトマンスイミングスクール」は、これからも金メダル獲得と日本競泳界のさらなるレベルアップを目指します。
学力だけではなく心知体のバランスのとれた「独立自尊の社会・世界に貢献する人財を育成する」ためにナガセの教育ネットワークは、これからも進化を続けます。
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 株式会社ナガセ
- 所在地 東京都
- 業種 教育サービス
- URL https://www.toshin.com





