九州大学の共同研究部門において、難治性悪性腫瘍に対する免疫細胞療法の臨床研究を開始
株式会社メディネットは、九州大学先端医療イノベーションセンターに設置している「先進細胞治療学研究部門」において、難治性悪性腫瘍に対する免疫細胞療法の臨床試験を開始します。試験は、当社が開発したNK細胞などの培養技術を用いて、治療法の安全性の確認を主目的とし、抗腫瘍効果の評価を副次的に行います。
2014年11月21日
株式会社メディネット
国立大学九州大学の共同研究部門において、難治性悪性腫瘍に対する免疫細胞療法に関する臨床研究を開始
株式会社メディネットは、国立大学法人九州大学の共同研究部門制度を活用して、九州大学先端医療イノベーションセンターに「先進細胞治療学研究部門」を設置し、共同研究を推進しております(※1)が 、この度、同共同研究部門において、難治性悪性腫瘍に対する免疫細胞療法(CA-MED-NK001療法)に係る臨床試験(研究責任者:赤司浩一 九州大学先端イノベーションセンター副センター長)を開始することになりました。
本臨床試験は、当社が開発したNK細胞などの培養技術を用いて、難治性悪性腫瘍に対する免疫細胞療法(CA-MED-NK001療法)に係る安全性の確認と用量漸増(どの程度の数の目標細胞が安全に投与できるのか)の評価を主目的とし、抗腫瘍効果の評価を副次的に行います。
今後、共同研究部門では、本臨床試験で得られたエビデンスやプロトコールを活用し、平成26年11月25日に施行される予定の「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」の下、先進医療の承認取得や再生医療等製品の一つである細胞医療製品としての承認獲得に発展させることを目指します。
メディネットは、九州大学先端医療イノベーションセンターの「先進細胞治療学研究部門」との共同研究で得た成果などを通じて、より高い治療効果が得られる細胞医療製品を開発し、最新で最善で最良の治療を患者様に届けることに貢献してまいります。
なお、本件に関しては、国立大学法人九州大学においてもリリースが開示されております。
「ナチュラルキラー細胞を主成分とする新しい細胞製剤による、難治性悪性腫瘍に対する免疫細胞療法の安全性に関する臨床試験の開始」 http://www.kyushu-u.ac.jp/pressrelease/2014/2014_11_21.pdf
※1:2012年5月15日リリース http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=977523
「九州大学にがん免疫細胞治療分野での「共同研究部門」を新設」
以上
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 株式会社メディネット
- 所在地 神奈川県
- 業種 医薬品
- URL http://www.medinet-inc.co.jp/
過去に配信したプレスリリース
一般財団法人 健康医学協会と特定細胞加工物製造に関する契約を締結
2017/5/23
高感度抗体検査法に関する特許が中国、シンガポール、台湾で成立
2017/2/13
岡山大学等との共同研究開発成果が論文掲載されました
2015/10/23
細胞培養技術者を派遣する新たなビジネスを開始 ~特定労働者派遣事業届出受理~
2015/10/7
iPS細胞を用いた免疫細胞治療の共同開発基本合意書を東京大学と締結
2015/9/25
米国ベクトン・ディッキンソン アンド カンパニー社とライセンス契約を締結
2015/6/23
九州大学、九州がんセンター医師主導治験に関わる治験薬製造支援契約締結のお知らせ
2015/6/19
品川細胞培養加工施設における細胞加工受託を本格的に開始
2015/5/26