東京経済大学ニュースVol.06

東経大

2016年12月12日

東京経済大学

東京経済大学ニュースVol.06

特集1:「教職支援室」「教職ラウンジ」誕生

特集2:「WEEKDAY CAMPUS VISIT」導入

東経大インフォメーション

東京経済大学ニュースVol.06 の内容を一部抜粋してお送りします。

すべての内容につきましては、プレスサイトのリリース全文ファイルをご覧ください。

※東京経済大学ホームページ:http://www.tku.ac.jp/

◎特集1:「教職支援室」「教職ラウンジ」誕生

~教師を目指す学生たちの学びの場に~

 2016年6月1日(水)、「教職支援室」ならびに「教職ラウンジ」と呼ばれる新たな学びの空間が本格オープンしました。

「教職支援室」は、教職課程を履修している学生やそれについて知りたいと考えている学生が、学修上の諸手続を行ったり相談を行ったりする場所です。現在は専任職員1名とサポートスタッフ1名が常駐、教職課程の専任教員3名が相談に対応しています。

 「教職ラウンジ」は、教職課程を履修している学生が相互に学び合うための空間で、模擬授業のための黒板、可動式の机、椅子、AV機器のほか、各教科の教科書や副教材、教育新聞(小・中・高校教師のための教育専門全国紙)、学生が実際に教育実習で作成した指導案などが備えられています。ここは、本学の教職課程で学ぶ学生にとって念願の空間でした。これまでも教師を志す意欲の高い学生はいましたが、個人の努力にとどまり、ネットワークとして広がっていないのが実情でした。教育実習が近づくと、ひとり図書館で授業づくりの教材研究を行い教員採用試験の勉強をするという学習スタイルが主流だったため、数年前から「教職課程で共に学ぶ仲間たちと切磋琢磨できる空間がほしい」という切実な声が学生から上がっていたのです。

 このラウンジが開設されたことで、学生たちの学びは自律的で、協働的なものに変容してきました。具体的には、有志の学生たちが自主的に学びの企画を立ち上げ、定期的に模擬授業を行う機会を持つなど、学生主体の学びが広がっています。ここで授業の腕を磨くことにより、教育実習でベテラン教師顔負けの授業を実現した学生も現れました。

 本年度の教員採用試験では、倍率が高く最難関といわれている高校公民において現役での合格者が出ました。このように、「教職ラウンジ」の教育効果は、少しずつですが、はっきりと形をとってきています。

 これから全国の大学の教職課程は、淘汰の時代を迎えます。実質的な教育機能を担うことができなければ存続することが難しくなります。今後、教職課程は大学における学びのカリキュラムをさらに充実させるとともに、教育委員会との連携、学校でのインターンシップの学びなどを包括しながら、より高度で実践的な教員養成のプログラムを準備していくことが求められています。

◎特集2:「WEEKDAY CAMPUS VISIT」導入

~高校生のための「1日大学生」体験~

「WEEKDAY CAMPUS VISIT(ウィークデー・キャンパス・ビジット)」はNPO法人NEWVERYが行う取り組みのひとつで、実際に大学生が出席している講義に参加したり、学食で食事をとったりと、高校生が「普段の大学」を体験することができます。

「WEEKDAY CAMPUS VISIT」の狙いは大学の中身を深く知り、偏差値ではなく「自分に合った大学」を選択することで進学後のミスマッチを減らすこと。これは高校生と大学の双方にメリットがあります。大学が実施する通常のオープンキャンパスでは、高校生向けの体験授業や大学のPRポイントを紹介するにとどまりますが、この「WEEKDAY CAMPUS VISIT」は、ありのままの大学生活を体験できるのです。

 大学の講義を体験する前に、コーディネーターによるガイダンスを実施。参加する高校生にとって有意義な体験になるよう、自分の進路について考えてもらいます。その後、大・中教室で行われる講義と昼食をはさみ、少人数で行われるゼミを体験。プログラムの最後には振り返りのワークを行い、その日体験した授業や学生たちの様子などを他の参加者と共有し、得られた気付きなどを整理して終了となります。

 参加した高校生は、実体験を通じて自身の進路について考えることができる貴重な体験に対し、「思っていた以上に大学の授業は難しかった」「先生との距離が近くて良かった」「ゼミの時、大学生が丁寧に教えてくれたのでやりやすかった」と感想を話していました。

◎東経大インフォメーション

◇Information 1

全国初・“シニア向け大学院博士課程”入試を開始。コミュニケーション学研究科が実務経験のある大学院生を募集

東京経済大学の大学院コミュニケーション学研究科では、2017年4月から全国初となるシニア向け(入学時に満52歳以上)に特化した正規の大学院博士課程入試を開始します。国内外の大学院修士課程を修了した方を対象とし、書類審査と面接だけで受験可能です。修士号取得後、社会で実務経験を積んだ方がブランクを気にせず応募できる利点があります。

◇Information 2

2016年オープンキャンパス報告。6486人と過去最多の来場者数を記録

本学は今年のオープンキャンパスを夏と秋に計6日間実施。過去最多となる6486人の来場者を迎えました。

夏のオープンキャンパスは7月から8月にかけ4日間開催。東京経済大学の学びの紹介として既存4学部のガイダンスや体験授業とともに、2017年度からスタートする「キャリアデザインプログラム」のガイダンスやワークショップを実施。来場者と学生スタッフがチームを組み、与えられた課題に対して話し合いを行い、手を動かしながら試行錯誤することで協働の醍醐味を味わいました。

◇Information 3

国際シンポジウム報告「自治しうる〈主体〉と〈場〉を問いなおす」

東京経済大学学術研究センター主催の「自治」をテーマとした国際シンポジウム「自治しうる〈主体〉と〈場〉を問いなおす-基礎自治体のサスティナビリティとローカル・ガバナンスに関する国際シンポジウム-」が2016年11月5日(土)、6日(日)の2日間、東京経済大学大倉喜八郎 進一層館(フォワードホール)で行われ、延べ180名が参加しました。

◇Information 4

卒業生の業界別団体による学生支援。「安心の、就職力。」を支える

放送や出版、通信、広告、芸術関係の仕事に就く卒業生が所属する「葵マスコミ会」が10月13日(木)に行われました。卒業生が20名ほど出席して70名を超える学生と懇談。将来アナウンサー職に就きたいという女子学生は「実際にアナウンスの仕事をする人に話を聞き、人と話すことが好きなのか、何かを伝えることが好きなのかなど、自分がやりたいことを深く考えるきっかけを頂きとても参考になりました」と話していました。

◇Information 5

体育会サッカー部 東京都大学サッカーリーグ1部で初優勝。1部昇格を果たした1年目で優勝の快挙

第49回 東京都大学サッカーリーグ戦1部第18節の最終試合が2016年10月16日(日)、本学武蔵村山キャンパスグラウンドで行われました。東京経済大学サッカー部は国学院大学に3対1で勝利し、創部以来初の東京都リーグ1部で優勝を飾りました。同部は昨年、東京都大学サッカーリーグ2部で優勝、本年度から1部に昇格したばかりでの優勝となります。

◇Information 6

夏季海外ゼミ研修。11のゼミが10カ国・地域で研修を実施

東京経済大学には、夏季や春季などの長期休暇を利用して世界各国に出向き、現地にある大学で合同ゼミを行ったり、現地の企業や施設で見学や意見の交換をしたりする「海外ゼミ研修」制度があります。2016年度の夏季休暇期間には、11のゼミがシンガポールやマレーシアなど10カ国・地域で研修を実施し、10月には各ゼミが昼休みを利用しその成果についての報告を行いました。

◇Information 7

大倉喜八郎記念東京経済大学学術芸術振興会 

学術講演会「バイオロギングでモニタリングする海洋動物と地球環境:空飛ぶ風見鳥」

海鳥やウミガメ、クジラやマンボウなど、誰でも姿形を思い浮かべることができる動物たちが、実際に海でどのように暮らしているか知っている人は多くありません。観察が難しい動物たちの行動やその周辺環境を調べるため考案された、『バイオロギング』という手法、そして最新の研究成果やバイオロギングが目指している世界を、東京大学大気海洋研究所 海洋生命科学部門行動生態計測分野の佐藤克文教授が紹介します。

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

教職課程担当 高井良健一 経営学部教授(右)

「教職支援室」での模擬授業風景

「WEEKDAY CAMPUS VISIT」の様子

オープンキャンパスの様子

国際シンポジウムの様子

高橋勇太さん(現代法3年)は第49回東京都大学サッカーリーグ1部の最優秀選手に選出

卒業生の業界別団体による学生支援の様子

関 昭典ゼミは、国連総会で採択された「持続可能な開発目標」をテーマにベトナムで研修

学術講演会  「バイオロギングでモニタリングする海洋動物と地球環境:空飛ぶ風見鳥」

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