炭酸で割る酒の1位はウイスキー、2位に本格焼酎【酒飲みのミカタ】

酒文化研究所

ウイスキーハイボールの人気を受けて、炭酸水も大きく成長しています。特にウイスキーや焼酎のハイボールヘビーユーザーでは、炭酸水をそのまま飲む人も半数程度いるようで、炭酸水のマーケットボリュームはさらに拡大しそうです。

2018.6.19

株式会社酒文化研究所

炭酸で割る酒の1位はウイスキー、2位に本格焼酎【酒飲みのミカタ】

 今回は酒類から少し離れて、人気上昇中の無糖炭酸水を取り上げました。昨年の炭酸水販売量は2割増加、今年に入ってからも好調を持続しています。ハイボールなど酒類で割って飲まれるのはもちろんですが、健康志向を背景にそのまま飲む人も増えています。今春には強炭酸タイプなども発売され、シーンにより使い分けて飲まれることも増えそうです。今回はそんな酒の仲間である炭酸水について伺いました。(回答者は酒文化研究所のモニターで「ほとんど毎日酒を飲む」という方が7割です)

  割ってよし、そのまま飲んでよし 定着進む炭酸水

 まずは、炭酸水が好きか嫌いかを伺いました。好きな人は67%、嫌いな人は9%しかおらず24%がどちらでもないという結果でした(図表①)。

続いて、家庭で炭酸水を飲んだり使ったりする頻度を聞きました。全体の24%が「ほぼ毎日」と答え、「週に4~5日以上」が16%でした。「週に2~3日以上」まで広げると56%と半数を超えます(図表②)。炭酸水の家庭での広がりは想像以上のようです。

購入方法は、「ケース単位でまとめ買い」が21%、「数本ずつ購入して在庫する」が41%、「飲むたびに購入」が17%、「使わない」という人は15%で、かなりのヘビーユーザーと思われる「自家製」という人は6%ありました。

次に注目するのは炭酸水の飲み方です。「酒類を割って飲む」は75%でしたが、「そのまま飲む」も49%が実施しています。炭酸水の用途は酒を割って飲むにはじまりストレート飲用までどんどん広がっています。ちなみにソフトドリンクや果物とまぜてノンアルコールミックスドリンクとして飲むと答えた人は13%でした(図表③)。

炭酸水をほぼ毎日飲むという方の代表的な意見です。「普段はハイボールなど割って飲むことが多いですが、そのまま飲むこともあります。喉への適度な刺激が良いです」(男性40代)

  ウイスキーに続くのは本格焼酎

 さて、これだけ炭酸割が浸透しているのであれば、選ぶ酒も広がりを見せているのでしょうか。最近一年以内に自宅で炭酸水で割って飲んだ酒類を選んでもらいました。最も多いのはウイスキー・バーボンの63%でした。二番目には本格焼酎32%が来て、甲類焼酎30%、ジン25%でここまでが二番手グループでした。3番手グループは梅酒19%、ウォッカ12%と続き、ここまでが経験率10%超えでした(図表④)。ウイスキーハイボールの人気で身近になった炭酸水でいろいろな酒類を割って楽しんでいるようです。

  強炭酸は機能面で高い評価

 最後に炭酸水にこだわりがあるかを聞いてみると「強炭酸のものが好き」が46%で最も多かったです。しかし「特にこだわりはない」という人もほぼ同数の45%いました。また「お気に入りの銘柄がある」という人は11%でした。大人気でブレーク中の炭酸水ですが、現在は刺激の強さなど機能が人気を集めており、ブランドで人気が出るにはまだ時間がかかりそうです。

■調査概要

調査時期:2018年5月24日~5月28日

調査対象:弊社の酒好きモニター(N=1700)

有効回答:109(回答率6%)

調査方法:インターネット自記入式アンケート調査

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