【第4回】 『世代をつなぐ食』その実態と意識 ~東京近郊の子どもを持つ母親400人に聞く~

農林中央金庫

2021/4/27 14:00

2021/4/27

農林中央金庫

【第4回】 『世代をつなぐ食』その実態と意識

~東京近郊の子どもを持つ母親400人に聞く~

第1回調査(2004年)・第2回調査(2010年)・第3回調査(2015年)との比較レポート

コロナ禍で変化する食の実態と意識、夕食を揃って食べる人が増加
朝食を家族で揃って食べることは「ほとんどない」が半数近く
食の社会課題は、「食品ロス」への関心が高く、「食品は使い切る」よう心掛ける

■食生活の実態

●朝食を家族で揃って食べることは、「ほとんどない」が半数近く(47.0%)を占める

●対照的に夕食を家族で食べることが「ほとんどない」は1割以下(6.3%)と少数派

~朝食は揃って食べる家庭が減り、夕食は揃って食べる家庭が増える持続的な傾向あり

●家族が揃って食事をとる時間は、朝食は平均「19.7分」、夕食は平均「57.7分」

~朝食(前回平均22.3分→今回19.7分)は短く、夕食(同45.3分→57.7分)は長くなる

●“我が家の味”の代表は、「カレー」「ハンバーグ」(ともに9.8%)

~過去連続して首位だった「ギョウザ」(8.8%)は5位で、率も前回より5ポイント低下

●コロナ禍の影響で、「家族全員での食事」や「家族の調理への参加」は「増えた」

~コロナ禍で「増えた」のは「家族全員での食事の機会」(43.5%)や、「家族の調理への参加」(31.5%)

■食に関する意識

●毎日の食生活で重視していることは、「家族の好み」(73.3%)が第一 

~過去の調査より「家族の好み」が増加しており、前回トップの「栄養」は減少して3位

●食への関心では、「献立・レシピ」(86.8%)へ関心を示す人が突出して多い

~「安全性」(前回44.3%→今回35.5%)への関心は、前回より10ポイント近く低下

●出来合いのお惣菜について、肯定的な意見が多数みられ、比率も大幅に増加

~「おいしい」「自分では作り難い料理が食べられる」などの肯定派増加

■食育に関する意識と実態

●食について学んだのは、1位「母親」(85.5%)、2位「インターネット」(78.3%)

●食の情報源は「インターネット」(25.5%→51.0%→78.3%)が11年で急伸

~「テレビ番組」「本」「雑誌」「友人」など、その他のほとんどの項目が前回を下回る

●食まわりの“しつけ”は「食べ物を粗末にしない」(79.3%)が3回連続トップ

~過去に比べ、大きく伸びた「食事中に携帯電話・スマートフォンを使わない」(62.5%)

●食に関する社会課題や取り組みは、4人に3人(74.3%)が「食品ロス」に関心

~続いて、「食の安全」(66.3%)、「子ども食堂」(42.0%)など。

●食に関する社会課題で取り組んでいることは、「エコバッグを使用」(94.3%)がトップ

~「ごみの分別は自治体の指定を守る」(82.8%)、「食品は使い切る」(77.8%)なども高率。

※調査期間:2021年3月18日〜3月28日

◇はじめに◇

農林中央金庫では、「世代をつなぐ食 その実態と意識」(2004年)から、各世代を対象に食に関する調査を継続して実施しています。本年は子どもを持つ母親を対象に“食”に関する意識と実態を探ることを目的に調査を実施しました。調査にあたっては、同じく母親を対象に実施した第1回調査(2004年)、第2回調査(2010年)、第3回調査(2015年)とも比較しながら、この間の意識の変化も探っています。また今年は、コロナ禍における食事の変化や食における社会的課題に関する質問を新たに設けました。調査対象は、首都圏に居住する30~59歳の母親400人、調査期間は2021年3月18日から3月28日です。

◇調査結果まとめ◇

調査の結果、コロナ禍やSDGs意識の普及・浸透などの影響で、家庭における食生活に、これまでの調査とは明らかに異なる大きな傾向的変化が起きていることが分かりました。

「食生活の実態」として、家族揃っての朝食が「ほとんどない」と回答した母親が半数近く(47.0%)で、継続的な減少傾向が続いています。それに対し、夕食では週に「6~7回」(前回12.8%→今回18.0%)が増加、朝食とは逆の傾向を示しています。食事の時間も、朝食は短く(前回平均22.3分→今回19.7分)、夕食は長く(同45.3分→57.7分)なっています。

家族揃っての外食の機会が「短くなった・減った」(82.3%)との意見が圧倒的に多くなっています。ただし、外食以外の食習慣、たとえば「家族全員での食事の機会」や「家族の調理への参加」は「長くなった・増えた」との答えが多く、コロナ禍で家庭の食事は充実した面もみられます。

「食に関する意識」では、過去の調査より「家族の好み」を重視する人が増えており、前回までトップだった「栄養」などは減少傾向がみられます。関心事項は「献立・レシピ」(86.8%)が中心で、「安全性」(前回44.3%→今回35.5%)への関心は前回より10ポイント近く低下しました。

“我が家の味”の代表は「カレー」と「ハンバーグ」で、過去連続してトップだった「ギョウザ」は今回5位で5ポイント低下しました。また、過去の調査に比べ、加工食品や出来合いのお惣菜について「すぐ食べられて便利」「おいしい」「自分では作り難い料理が食べられる」「いろいろな味が楽しめる」などの肯定的な意見が多数みられました。特にとんかつ、ギョウザ、天ぷらなどを購入することが多い人は前回より10ポイント以上増えています。

「食育に関する意識と実態」では、情報源は過去連続して1位は「母親」(85.5%)で、この数字は安定しています。しかし、2位の「インターネット」(25.5%→51.0%→78.3%)が過去11年で躍進、それ以外のほとんどの項目は前回を下回りました。

食まわりの“しつけ”は「食べ物を粗末にしない」(79.3%)が3回連続トップですが、大きく伸びたのが「食事中に携帯電話・スマートフォンを使わない」(62.5%)でした。食に関する社会課題への関心は「食品ロス」(74.3%)が最も高く、自身が取り組んでいることとしては、「エコバッグを使用する」(94.3%)、「ごみの分別は自治体の指定を守る」(82.8%)、「食品は使い切る」(77.8%)などがいずれも高くなりました。

以下は、調査内容のダイジェストです。詳細につきましては、過去の調査報告書も含め、当金庫のホームページ(https://www.nochubank.or.jp/efforts/research.html)に掲載の調査報告書をご参照ください。

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