ステンレスパンチングかご3種類の販売開始

松陽産業

松陽産業株式会社 https://www.shoyo-sangyo.co.jp/

<概要>

 

パンチングメタル最大手の松陽産業(本社:大阪市、代表取締役:竹内和彦)は、新たに産業用汎用ステンレス製パンチングかごの本格販売を開始いたしました。

 本商品は3種類のサイズをラインナップしており、材料には耐食性に優れたSUS430-2B材を採用しました。製造方法として溶接やビスを用いず、曲げ成形のみによって製作されています。 ボディには持ち運びに便利なくびれがあり、また、同サイズのかごを重ねて収納できる形状となっております。販売初年度は、まずは1000台の販売を計画しております。

弊社ではお客さまの各種ニーズに応えるべく、長年培ってきた加工技術の向上に加えてCAEをはじめとする設計能力のさらなるレベルアップを進めております。今後はこれらの技術力を具体的な形で示すことが可能な自社ブランド商品を本格的に展開し、「孔あけといえば松陽産業」のコンセプトの下、お客さまにとってプラスアルファの顧客価値を提供してまいります。

尚、これらの商品は、弊社ショッピングサイト(https://punching-shop.com)にてお買い求めいただけます。

 

<詳細>

本商品は、SUS430材を使用しているため、耐食性に優れサビにくい特性を備えています。産業向け製品として、製造工程や整備・修理の現場での部品洗浄用途をはじめ、農林水産業、DIY、ホビー用途など、サビが発生しやすい各種環境下での使用を想定しています。

また、堅牢な構造による高い耐久性を確保しつつ、表面処理を行わないことでコストダウンを実現した汎用性の高いかご製品です。設計に際しては社内において3D CADはもとよりCAE(Computer Aided Engineering)を活用した強度的な視点からの解析検討を行い、かつ、実物での強度試験も踏まえて最終的なデザインを決定しております。 

 

                                          

                       写真1. 3種類のステンレスパンチングかご                                     写真2. CAEを使用した強度解析の様子

 

弊社代表取締役の竹内和彦は、「 素材に孔をあけるだけの役割に留まらず、お客さまのお困りごとに新たな視点での提案ができるように各種の技術的な対応力を充実してきた。本商品はこれらの技術力に市場調査に基づいた企画検討結果をあわせたもので、弊社の技術ベースの提案力をひとつの商品という形で表現した事例となっている。今後もさらにお客さまに『わお!』のときめきをお届けできる会社としてさらなる成長をめざして取り組んでいきたい。」と申しております。

 

[商品詳細]

・ 使用用途によって3種類のサイズをラインナップ

                         

 

写真3. ステンレスパンチングかご3種(手前から小・中・大)

 

 表. ステンレスパンチングかごの種類と諸元

 

・ 持ち手部のつかみやすさと積み重ねを両立した構造

弊社独自設計のくびれ形状により、持ちやすさと安定感のある積み重ねを両立させた構造を実現いたしました(写真4.~写真5.)。

 

                                                

          写真4. くびれ構造部分の拡大                              写真5. 最大5段の積重ね可                           写真6. スタビング加工部

 

・ 溶接不使用ながら堅牢な造りを実現(スタビング加工)

弊社設計のスタビング加工により、溶接をせずに堅牢な造りを実現いたしました。溶接構造の場合に繰り返し使用によって起こりうる溶接部の劣化を原因とする破損がありません(写真6.)。

 

<本ニュースリリースに関するお問い合わせ先>

松陽産業株式会社 事業推進チーム

〒541-0053 大阪市中央区本町二丁目1番6号 堺筋本町センタービル16階

TEL: (大阪) 06-6262-7070 (千葉) 047-410-0380 FAX: (大阪)06-6262-7002

お問い合わせフォーム(松陽産業ショッピングサイト): https://punching-shop.com/contact

 

<参考情報>

松陽産業株式会社https://www.shoyo-sangyo.co.jp

1967年設立。金属を主体とした素材をプレス金型で孔あけ加工したパンチングメタルメーカーでは日本最大手で第57期(2023年8月~2024年7月)の売上は4,687百万円。本社(大阪市中央区;関西営業所含む)、千葉事業所(千葉県船橋市;関東営業所含む)、岡山事業所(岡山県新見市;岡山工場含む)、群馬事業所(群馬県太田市;群馬工場含む)の合計4拠点。パンチングメタルを用いた産業用の遮音・吸音パネル、交通機関用部材や部品、各種フィルターや意匠性の高い建築用のパネル・エンボス材などを製造販売。国内の国際空港や、大型ドーム、大型駅構造(天井部)、商業ビル壁面にもデザインや吸音特性を有する商品が採用されている。

 

CAE(Computer Aided Engineering;計算機援用工学)

製品の設計・開発、または製造工程におけるさまざまなエンジニアリング作業を、コンピュータを使って支援する技術やそのためのソフトウェア、ツールを意味する。シミュレーションや解析により製品の性能や挙動をコンピュータ上で再現したり、予測・評価したり、実物では計測が困難な応力やなどを可視化して製品の特性などを把握するための情報を得たりする目的で使用する。構造解析、熱流体解析、振動解析、電磁場解析などの種類がある。

 

スタビング加工(突起形成、突き刺し固定、差し込み結合)

金属加工・組み立て分野における「スタビング加工」は、一般的にルーバー・エンボス加工(突起形成)や突き刺し・固定・接合を目的とした加工法を意味する。突起形成の場合は消音や整流、放熱、強度向上、位置決めのための方法として、突き刺し・はめ込み・固定・接合の場合は固定法として採用される。はめ込みの場合は、部品同士を強固に結合し、あるいは、位置決めを確実に行うために活用される。

 

パンチングメタル最大手(業界No. 1の調査方法)

「パンチング加工を行っている企業の最新期売上高のリストアップ」として、帝国データバンクの信用調査報告書のデータベースにおいて本社所在地を全国と設定し、業種が「金属製品製造業」および「一般機械器具製造業」のカテゴリに該当する対象企業の中で、「現況と見通し(事業内容・会社の特色)」欄に”パンチング”、”パンチングメタル”のいずれかを含むことを条件として検索を行ったところ、弊社の売上高が全国トップであったことより判定(調査は2024年11月28日時点のデータを使用)。

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

写真3. ステンレスパンチングかご3種(手前から小・中・大)

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