「PETボトルリサイクル年次報告書2019」発刊のお知らせ
2019年11月22日
PETボトルリサイクル推進協議会
「PETボトルリサイクル年次報告書2019」発刊のお知らせ
一般社団法人全国清涼飲料連合会が加盟するPETボトルリサイクル推進協議会(東京都中央区、会長:佐藤澄人 以下、推進協議会)は2018年度のPETボトルのリサイクル実績を中心に取りまとめた「PETボトルリサイクル年次報告書2019」を発刊しました。2001年以来、毎年作成しており、PETボトルの3Rへの取り組みなどを広く啓発していくことを目指しています。
2018年度トピックスとして、リデュース(軽量化率)では指定PETボトル全体の軽量化率は第3次自主行動計画25%の軽量化目標に対して23.6%(2004年度比)、削減効果量は189.9千トンとなりました。主要な容器サイズ・用途17種のうち13種で昨年より軽量化が進み、7種で2020年度軽量化目標を達成しました。
一方で、リサイクル率は、84.6%と目標85%以上の維持にやや及ばす、前年度の84.9%に対しても約0.3ポイント減少しました。2018年度は、中国の廃棄物輸入禁止の影響を受けてリサイクル率が更に低下するのではないかと懸念しておりましたが、国内循環等が進み、概ね昨年並みを維持しました。このリサイクル率は欧州の約4割、米国の約2割に比べ顕著に高く、世界最高水準です。
さらに飲料業界で採用が進む使用済みPETボトルから再びPETボトルに戻すボトルtoボトルが72.7千トンと、前年度比で11.4千トンの利用増となり、18.5%伸びました。
私たちの生活になくてはならない容器として浸透しているPETボトル。そのPETボトルのリサイクルの必要性や循環型社会の大切さ、リサイクルの流れなどを知っていただくための啓発活動などにも積極的に取り組んでいます。
PETボトルの自主行動計画はPDCA(Plan・Do・Check・Action)を繰り返すプロセスで進めており、プロセスをご理解いただくとともに、PETボトルのリデュース及びリサイクルの3R推進を通じ、より良い社会の実現にいささかなりとも貢献すべく真摯に取り組んでまいります。
詳しくは「PETボトルリサイクル年次報告書2019」でご確認をお願いいたします。
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 一般社団法人全国清涼飲料連合会
- 所在地 東京都
- 業種 各種団体
- URL http://www.j-sda.or.jp/
過去に配信したプレスリリース
夏休み!!ガラスびん×地サイダー&地ラムネ in 銭湯 2023
2023/7/13
ナッジ理論活用等による自販機横新機能リサイクルボックスに係る効果検証結果報告
2023/5/30
「PETボトルリサイクル年次報告書2022」発刊のお知らせ
2022/11/22
令和4年度資源循環技術・システム表彰 経済産業省産業技術環境局長賞を受賞
2022/10/21
清涼飲料業界、物流課題改善への取り組みを開始
2022/10/13
自販機横リサイクルボックス、異物削減効果の高い新機能仕様へ
2022/9/29
屋内施設の清涼飲料空容器「一元回収実証実験」をスタート
2022/7/29
夏休み!!ガラスびん×地サイダー&地ラムネ in 銭湯 2022
2022/7/19
原宿・表参道からペットボトルリサイクルの情報発信
2021/12/21
「PETボトルリサイクル年次報告書2021」発刊のお知らせ
2021/11/24
「自動販売機リサイクルボックス異物低減プロジェクト2021」
2021/8/2