オリンピアンをゲストに迎え「南陽市健康まちづくりプロジェクト」が本格スタート

「子育て&働く女性のコンディショニング教室」オリンピアンとの交流をとおして心と体の健康増進を目指す

山形県南陽市

令和5年11月6日(月)

山形県南陽市みらい戦略課企画調整係

 運動・スポーツを通した健康増進とスポーツによる地域活性化を目指す南陽市の「健康まちづくりプロジェクト」が本格的に始動した。この内、第一弾となる「子育て&働く女性のコンディショニング教室」では、全10回の教室の中で、オリンピアンとの交流やコンディショニングの体験を通じて、自分の体と向き合い、健康増進を図っていく。

 

市では、今年2月、市在住のオリンピアン・池田めぐみさん(フェンシング/アテネ・北京オリンピック出場)が代表を務める一般社団法人ヤマガタアスリートラボと健康まちづくりに関する包括連携協定を締結。池田さんのアスリートとしてのノウハウとネットワークを活かし、市民の健康づくりに、トップアスリートがハイパフォーマンスのために取り組む「コンディショニング」を取り入れた活動を推進している。

 

 「子育て&働く女性のコンディショニング教室」は、スポーツ庁の「運動スポーツ習慣化促進事業」を活用して実施するもので、子育て期に入り、運動機会が少ないとされる30~40代の女性を対象とした連続講座。これまでトップアスリートが取り組んできたコンディショニングを、スポーツ医・科学等の知見をもとに市民のライフパフォーマンスの向上に活かし、運動の楽しさや喜びを感じながら、ココロとカラダの健康増進を目指していく。また、筑波大学と連携し、専門的知見からの助言・指導を受けるとともに、事業の効果検証を行う。

 教室は、11月5日(日)から12月23日(土)までの間に全10回の予定で開かれるが、10月15日と28日にはプレオープン企画が開かれ、15日はスピードスケート/バンクーバーオリンピック銅メダルの加藤条治さん、28日には柔道/北京オリンピック出場の金丸雄介さんがゲストとして参加。ゲストの2人は、日本と海外のスポーツへの取組み方の違いなど、それぞれの経験や見聞を伝えるとともに、池田さんとともにコンディショニングを指導するなど、参加者と交流を深めていた。

教室では今後、11月25日(土)にボブスレー/トリノ・バンクーバーオリンピック出場の桧野真奈美さん、12月9日(土)に柔道/アテネ・北京オリンピック金メダルの谷本歩実さんがゲストとして参加する。

 回ごとの参加が可能で、参加費は1回の参加につき1000円。申し込みは、ヤマガタアススリートラボで受け付けており、専用の申込フォーム(下記URLまたはQRコード)から。

https://forms.gle/zwFcHDycAuzPv6qj8

 

市では、市教育委員会においても、中学校部活動の地域移行においてコンディショニングを地域の受け皿の一つとする準備を進めており、指導者の研修のほか、中学生対象のセミナーやトップアスリートを招いての交流会を開くなど、コンディショニングへの理解促進が図られている。

中学生とその母親が同時期にコンディショニングにふれることとなり、運動を通した親子の交流が図られ、親世代、子世代がそれぞれに取り組むよりも高い効果が期待される。

今後は、各家庭で作られた運動機運を地域や市全体へと広げ、市民のライフパフォーマンスの向上を目指すため、コンディショニングの指導者の育成をはじめ、持続可能なプロジェクト体制の構築を進めていく。

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