コンタクトレンズケア大手オフテクス、オランダのコンタクトレンズメーカーを買収

 コンタクトレンズケア大手メーカーである株式会社オフテクス(本社:神戸市中央区、代表取締役:米田 穣、以下 オフテクス)は、オランダのコンタクトレンズメーカー「Microlens Contactlens Technolgy B.V.(本社:オランダ、以下 マイクロレンズ社)」の全株式を取得し、完全子会社化した。

2019年1月7日

コンタクトレンズケア大手オフテクス

オランダのコンタクトレンズメーカーを買収

 コンタクトレンズケア大手メーカーである株式会社オフテクス(本社:神戸市中央区、代表取締役:米田 穣、以下 オフテクス)は、オランダのコンタクトレンズメーカー「Microlens Contactlens Technolgy B.V.(本社:オランダ、以下 マイクロレンズ社)」の全株式を取得し、完全子会社化した。(買収価格は未公開)新社名は、「OPHTECS Europe B.V.」で、2019年1月より新たな体制の下で、営業を開始する。新会社は、マイクロレンズ社のコンタクトレンズ製造販売事業を継続し、オフテクスのケア用品事業との相乗効果を図り、欧州事業拡大を目指す。

 オフテクスは、2016年よりヨーロッパ市場へ進出を開始し、現在はオランダ、イギリス、フランス、スペイン、イタリア、スイスなどに代理店網を築いてきたが、今回の買収により、現地法人をオランダに保有する事で、各国代理店との連携を深め、欧州市場の情報を素早く収集し製品開発や販売戦略の最適化が可能となる。また、マイクロレンズ社のコンタクトレンズとオフテクスケア用品のバンドリングを徹底する事で、顧客の創出を推進する。更に、マイクロレンズ社の現地オフィスが欧州物流拠点となり、調達・輸送・倉庫保管プロセスにおけるコスト削減と効率向上に繋げる狙い。

 オフテクスは中期経営計画「Breakthrough 2021」において、重点戦略として海外ビジネスの拡大に積極的に取り込んでいる。メイドインジャパンの品質と製品性能の高さを訴求点としながら、既存市場である東アジアに加え、欧州における事業基盤を強化する。今後は米国市場参入にも挑戦してく予定で、中期計画最終年の2021年には海外における売上比率を20%に高めたいとしている。

オフテクスについて (HP: http://www.ophtecs.co.jp/)

 1981年の創業以来、オフテクスは「世界の眼科医療に貢献する」という経営理念の下、「創意工夫と挑戦」をスローガンに、業界唯一ポビドンヨードを使用した独自製品を始めとするコンタクトレンズケア用品と眼科医薬品の開発・製造・販売・輸出を行っている。日本国内におけるシェアは11%を超えるメーカーである。

マイクロレンズ社について

 マイクロレンズ社はハードコンタクトレンズとソフトコンタクトレンズの製造販売を中心に事業を行っており、一部ケア用品も取り扱っている。特にハードコンタクトレンズはRGPレンズに加え、特殊なレンズの製造も行うことが可能で多くの種類を扱っている。販売経路は眼科、コンタクトレンズ販売店を対象に、オランダ国内のほか、欧州各国への販売を行っている。

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